【実践編】早稲田大学<英語対策>私のマル秘 英語勉強法

大学受験生70万人の内、トップ5%にのみ合格することができる許される早稲田大学政治経済学部の合格に、たった7カ月の受験勉強で合格してしまう勉強法を紹介したところ、非常に大きな反響がありました。

誰でも【早稲田大学政治経済学部に合格】できる英語勉強法の裏ワザ

2016.10.14

しかし、「どうせ昔から優秀な成績だったんでしょ?」というネガティブな感想もいただいています。今回は「英語受験をマスター」するまでの裏ワザの実践編です。私自身が実際にどのような参考書を、どのタイミングで、どのような心境でやってきたかをお伝えします。

早慶合格者の半数以上は現役合格!

早稲田大学や慶應義塾大学、つまり早慶の入学者データを分析したことろ、今の時代では、現役合格者が60〜70%、既卒・浪人合格者が30〜40%の割合で推移していることが分かります.

 

引用:早稲田大学 入学センター2016年度入試結果

 

10年ぐらい前は、現役合格者と既卒・浪人合格者の割合は、ほぼ1:1、半々の割合でした。 入学式やサークルの新歓コンパで、周りのみんなが現役合格だったのか浪人生だったのかを聞くことが最初の話のネタだったんです。

では、私が8カ月の受験勉強で、浪人せずに早稲田大学政治経済学部、法学部、商学部、教育学部、社会科学部の文系5学部を制覇した、英語の勉強法を紹介していきます。

重要なのは、【勉強の計画】と【勉強のやり方】です。
よく読み込んであなたの受験勉強に役立て下さいね!

浪人せず、早稲田大学に現役合格した私の英語勉強法【大学受験編】

まずは最初に、高校3年6月時点の私の英語力を紹介します。

高校3年の最初の模試は6月に実施される。 この大学受験学年最初の模試で、英語の偏差値は41だった。

高3、6月。
偏差値41の驚異的バカ!?

偏差値41という学力は、英語の長文読解問題でたまたま1個多く正解したら偏差値42、またまた1個少なく正解したら偏差値37になる程度の学力だ。 あなたが偏差値40くらいだったら、この「偏差値40あるある」にきっと共感できるはず。

偏差値40前後なので、当然、第5文型SVOCすらも分からなかった。 そのころ塾に通い始めたが、その塾で長文読解の授業を受けていたのだが、「There is 構文」も知らなかった。

英語学習に関して完全に素人で、分かった振りをして、メモを取る「完全にイケてない学生」だった。

それでも正しい学習方法と努力により、浪人せず、早稲田大学に現役合格することができる。

実際に早稲田大学に合格した私だからこそ分かる。 正しい勉強方法と努力で、100%早稲田大学に合格できる。 君にも頑張ってもらいたい。

英単語・英熟語編【早稲田大学の英語対策】

私が通っていた塾では、単語王2202と英熟語ターゲット1000を薦められたので、それを素直に暗記していった。

何をどのように勉強していいか、皆目見当もつかなかった私は、塾の先生の言うことを素直に聞いて、信じて、だただた受験勉強をスタートした。 しかし、偏差値40前後の私にとって、『単語王2202』は少し難易度が高かった。

単語王2202

英熟語ターゲット1000

英語長文を読んでいて、『単語王2202』のレベル以下の基本単語でも知らない英単語がたくさんあったので、「もう少し簡単な単語帳からはじめようかな」という悪魔の誘惑も正直に言うとあった。

しかし、『単語王2202』は、早稲田大学や慶應義塾大学、明治大学などの超難関大学へ多くの合格者を出してきた塾の先生が推薦した英単語帳。 先生を信じて暗記をし続けた。

単語王2202

6月から1日30個前後(1dayに記載されている量)を暗記した。 「勝利の545語」栄光の176語」など、難しい英単語については覚えにくかったですが、「死んでも1日分のノルマは暗記する!」という目的意識をもって暗記。 8月末に単語帳1周が終わった。

『単語王2202』に記載されているように、約2カ月半で1周できた。

単語王2202

覚える方法は、単語王2202に付いているメモリーボードを使って、まずは隠して暗記した。 英単語の書き出しはしなかった。書き出すことで、時間と手間がかかるため、進みが遅くなる。

私は、極度の飽き性なので、進みが悪いと勉強を止めてしまう。

その悪い癖が出ないように、「英単語は絶対に書かない」と決め、メモリーボードで隠して暗記していった。

ただ、『単語王2202』を何周もする間には書いて覚えた時もあった。3周目が終わったぐらいから、同意語や反意語、派生語も暗記していった。しかし、すべてを完璧に暗記することができず、結果的に入試前日まで毎日かかさず暗記し続けることとなった。

『単語王2202』の目次に載っている英単語はすべて暗記していった。 英単語に記載されている同意語や反意語、派生語などをすべて暗記すると、目次の英単語がすべてわかるようになる。「英語力=単語力」という塾の先生の言葉を信じて、ゴリゴリ暗記してった。

英熟語ターゲット1000

英熟語ターゲットも、英単語と同じように、1日のノルマを決めて暗記していった。 英熟語は「英単語+英単語」、つまり英単語がくっ付いた形で作られている。つまり、まったく英単語を覚えていない状態で英熟語を暗記すると効率が悪い。

私は、『単語王2202』を1周したタイミングで、『英熟語ターゲット1000』を追加した。 1日30個をノルマとして、毎日暗記し続けて、1カ月ほどで1周を終えた。

大学JUKEN新書 英熟語ターゲット1000〔4訂版〕

夏休みには何周も何周も英熟語を繰り返し覚えていった。 英熟語については、「英語→日本語」ができることを目的にしていた。 「英語→日本語」は、英文を読むために必須となる知識であり、知らないと意味がわからない連語だ。

英熟語の日本語訳は、単純に英単語の意味をつなぎ合わせた日本語訳には「ならない」。 もし、英単語の日本語訳をつなぎ合わせた意味なら、英熟語はいらないので・・・。

その意味で、英熟語を暗記する目的は、英文を読む際に正確な日本語訳をできるようにすることだといえる。

反対に、「日本語→英語」の学習はしていない。これは、英作文を書くときに必要なスキルなので、英文を読むスキルには直結しないから、やる必要がないと判断した。

また、例文は全部訳せるようにした。

話題別英単語リンガメタリカ[改訂版]

夏休みになる前、「『単語王2202』を覚えれば、早稲田大学に合格できますか?」と塾の先生に聞いたら、「単語王だけで十分だよ。早稲田だけじゃなく、東大や京大、慶應、上智だって、どこだって受かるよ」「ただ、もし単語王をすべて暗記し終えて、暇だったら『リンガメタリカ』をやっても良いかもね」と言っていた。

早慶対策に絶対オススメ!?
英単語リンガメタリカ

夏休みからは『話題別英単語リンガメタリカ[改訂版]』も暗記していった。 『話題別英単語リンガメタリカ[改訂版]』には、英語長文が50文ほど掲載されているので、1日1文に掲載されている英単語を覚えて、2カ月で1周終わった。

リンガメタリカの英文は、使われている英単語の難易度が高く、英文の抽象度も高い。 この時期に読める英文のレベルではなかったので、読もうとしたことは何度もあったけど、実際に読んだことは一度もなく、英単語だけを覚えていった。

問題集・過去問で出てきた、知らない英単語・英熟語の暗記ノート

『単語王2202』や『リンガメタリカ』とは別に、ルーズリーフで『暗記ノート』を作った。

「暗記ノート」には、学校の授業や塾の授業、問題集、過去問を解いた際に出てきた、知らない英単語や英熟語を、すべて1冊のノートに書き込み、一日一回は必ず見返して暗記していた。

書きすぎると失敗する!?
暗記ノートの作り方

ただ、知らない英単語を英熟語をすべてノートに書くと、かなり多くなってしまうので、2つの「ノートに書く基準」を2つだけ作った。

  1. 単語帳や熟語帳に載っていない英単語、英熟語
  2. 解答解説に記載がある英単語、英熟語

この2つの基準により、暗記ノートに書く分量がグッと少なくなって、結果として継続して暗記ノートを付けることができた。

大学受験で唯一必要な能力は、「継続力」。 継続するために、やらなくて良いことはやらない決断をした。 振り返ってみると、この決断がよかったと思う。

「大学受験、勝負の夏」、7月や8月は知らない英単語だらけだった。

それまで自分なりに一生懸命、英単語を暗記してきてたけど、まったく英単語の勉強が進んでいないことに焦ったけど、ペースを崩さず「このまま暗記をしていれば、夏が終わるころには、英単語をマスターしているはず!」と信じて暗記をし続けた。

なんと言っても、毎年早慶合格者を多く出す塾の先生が、「早稲田や慶應義塾に合格した先輩たちも、『単語王2202』をすべて暗記して合格してきた」と何度も何度も言っていたから、僕はそれを信じて、ただひたすらに『単語王2202』を暗記していった。

そうはいっても、不安で不安で気持ち的に挫折しそうでしたが、「暗記ノートに書く基準」を2つをかたくなに守って、英単語を暗記していった。

<暗記ノートに書く基準>

  1. 単語帳や熟語帳に載っていない英単語、英熟語
  2. 解答解説に記載がある英単語、英熟語

ちなみに、最終的に『暗記ノート』は1冊全部書き込んだので、1000~1500語ぐらいになった。(小さな文字でビッシリ書き込んだので。)

この受験勉強の仕組みを取り入れたことで、最終的にはMARCHレベルの難易度の文章であれば、わからない単語はほぼ無くなっていたし、早慶の過去形で出てきた知らない英単語も意味を推測できるようになった。

英文法編【早稲田大学の英語対策】

大学受験の期間すべてを通して、英文法にはかなり苦戦した。

私が通っていた塾は、地元でもレベルの高い人達が集まる塾だったので、周り友だちは、みんな英文法の基礎がほぼ完璧だったからだ。 センター試験やマーク模試を受けると、7~8割は正解するエリート集団だった。

Next Stage(ネクステージ)が難しい
と感じた受験生は
Forest(フォレスト)をやる!

塾では、『ネクステージ(Next Stage)』が配布されていた。

『ネクステージ(Next Stage)』は、学校でも使いってた参考書で、塾で配られたネクステは、問題を解く用として、何も書き込まず、ただただ問題を解けるか?文法事項を正しく理解・暗記しているか?をチェックする用として使った。

『ネクステージ(Next Stage)』

『ネクステージ(Next Stage)』は、並び替え・会話表現・選択問題・正誤問題など、基礎的な問題から応用問題、実践的な問題形式など幅広く収録されている。

本屋さんでも、英文法の参考書で最も売れている問題集で、全国の高校で使われている問題集でもある。 つまり、全国の高校や「最も信用のできる英文法の参考書」といえる。

その「信頼の一冊」の『ネクステージ(Next Stage)』を解いてもまったく解けないし、理解もできない。 そもそも出題の英文が読めない。

そんな状況の僕は、塾の先生へ相談した。

「先生、ネクステが難しすぎます。。。」

ネクステのような実践的な問題が解けない僕に先生は、 「お前はもっと基礎からやった方がいい」 と断言され、 『総合英語Forest』 & 『総合英語Forest 解いてトレーニング』を紹介された。

『総合英語Forest(フォレスト)』 & 『総合英語Forest(フォレスト) 解いてトレーニング』

文法書の『総合英語Forest(フォレスト)』 は、本に穴が空くほど、何度も何度も読み込んだ。 『総合英語Forest(フォレスト) 解いてトレーニング』も、問題をすべて暗記してしまうほど、何度も何度も解いた。

『総合英語Forest(フォレスト)』 を読んだ単元については、「今日は不定詞をやるぞ!」と決めて読む日もあれば、学校の授業で不定詞が出てきたときに不定詞の単元を読むこともあった。 あとは、塾で解いた英語長文で、不定詞の用法が出てきたときも、不定詞の単元を読み込んだ。

とにもかくにも、何度も何度も、何回も何回も『総合英語Forest(フォレスト)』 を繰り返し読んだ。 まるで熱心な宗教の信者のように、寝る前もちゃんと枕元に置いて、2~3ページ読んでから寝るようにしていた。

僕は『Forest(フォレスト)』 教の信者になっていたし、 塾の先生も「そのくらい読み込めば大丈夫。結果も付いてくるよ」と力強く言ってくれた。

それが僕のフォレスト教の思いを、さらに強くした。

実際、僕の苦手分野だった仮定法や分詞構文については、最低100回は読み直したと思う。 決して大げさに言ってるわけではなく、何回読み直したか分からないくらいに読んだ。

仮定法や分詞構文は、英語長文で非常にたくさん使われる表現。 その都度、英文の意味が分からなかったら必ず読むようにしていたので、リアルに100回は読んだ自信がある。

その結果、英文法はかなり自信がついたし、マーク模試や日東駒専の過去問を解いたときも、解けはしないけど、解答解説を読んだら理解できるようになっていた。

『英文法標準問題精講』

正直に言うと、この参考書は、『Forest(フォレスト)』 もまったく解けないのに買ってしまった。 塾の先生にも相談することもなく、自分でAmazonを見て、「あっ、この参考書の評判いいなぁ」と思ってポチった。

ポチって、届いて、中身をみて後悔。

「解いてみても、まったく解けないし、ネクステだめだめな僕にはムダな参考書だな」と一瞬で悟った。

僕は、「やっぱり塾の先生に付いていこう」と心に固く誓った。

標準というタイトルとAmazonカスタマーレビューに騙されてしまったが、難易度はまったく「標準」ではない。

難関大学を志望する受験生にとっては、「標準」なんだろうか??? 僕にはレベルの高い「標準」だった。

結局、一切解くことがないまま、11月になってしまった。 1カ月で一気に解こうかとも考えたが、『英文法標準問題精講』をやるより、塾の先生から『ネクステージ(Next Stage)』をやるように言われたので、ネクステをやった。

『総合英語Forest(フォレスト)』 & 『総合英語Forest(フォレスト) 解いてトレーニング』をマスターしていたので、今度はネクステを解いても、理解することができた。

そこから1か月かけて、スピードを意識して一気にマスターしていった。

大学入試英語頻出問題総演習 (即戦ゼミ3) 最新六訂版(通称、英頻)

上記の、『総合英語Forest(フォレスト)』 & 『総合英語Forest(フォレスト) 解いてトレーニング』をマスターし、ネクステでたっぷり練習した成果が出た。

英頻を解いていて、よく理解できたし、既に知っている英文法事項が多く、解ける問題もたくさんあった。

私の通っていた塾では英頻の見開き2ページずつに毎週小テストがあったので、その進みに合わせて暗記していた。

塾に入った当初は、勉強についていくことすら無理だったのに、フォレスト+ネクステのセットで僕は塾の授業にもついていけるくらいの学力になっていた。

塾での英頻のスピードは、夏休みまでゆっくり。夏休み明けに加速、という感じだった。

4月に英頻が配られ、夏休みが終わるころには、英頻の半分くらいまで進んでいたが、9月に入ってからは学習スピードがグングン上がり、10月中旬にはほとんど終わってしまった。 これは、後半は特に会話表現や語形変化等の英単語が多いため、英文法の知識がいらなく、暗記と文章読解メインで進むからだ。

  • 英頻をスピード感もって、どんどん解いていって、
  • 弱点があったらネクステでじっくり補強する

というサイクルを入試直前まで続けた。

英文法は「忘れないこと」との勝負だ。

英文法も、英単語や社会科目と同じように、時間が経つと忘れてしまうので、忘れないよう何度も何度も繰り返し復習した。

6月から英文法の勉強を始めてから、英文法の復習をしなかった日は1日たりともないと断言できる。

絶対に1日1回は復習する。 新しい分野を勉強することももちろんやったが、復習も毎日やった。

一度覚えたものを忘れて、0から覚え直す苦痛は、かなりしんどい。 少しでも「楽」するためには、覚えたものを忘れないように、記憶が0にならないように、毎日復習することがベストだったと思う。

私は早稲田大学専願(?)だったので、どの学部も英語長文が非常に長い。 ただ、早稲田大学レベルの英語長文になると、難しい英文法も含む英語長文になる。

そのため、空欄問題が解けることはもちろん、難しい文法事項を読んで、自然と意味を理解できるることを目標として、何度も何度も繰り返し、しつこく暗記と理解をしていった。

春から秋までは、英文法事項を覚えて、理解することに重点を置き、 秋以降は、長文読解のために英文法を勉強した。

英語長文読解編【早稲田大学の英語対策】

僕の通っていた塾は、英語長文読解に重点的に鍛える塾だった。 大学受験は、英語長文への配点が多いことで有名だ。

例えば、

  • センター試験の英語では、200点中148点が読解問題で構成されている。
  • ほぼすべての大学、学部で、英語が一番配点が高い教科。

となっている。

つまり、英語長文が不得意だと、早慶はじめ多くの難関大学に合格することは非常に難しくなるが、英語長文が得意だと、大学受験において圧倒的優位に立てる。

また、早大受験を振り返ってみると、非常に厄介なことがわかった。

英語長文の読解力は
200時間勉強してから
上がり始める!?

英語長文の得点力は、上がるのに非常に時間がかかる。

英文法やアクセント問題は、暗記すれば得点できるが、英語長文はそうはいかない。 さらに、「読めるけど、解けない」問題が出されるのが長文読解だ。

その意味で、英語長文で大量に点数を取るためには、

  • 読む英語力
  • 解く英語力

の2つが必須となる。

僕が早稲田大学に合格できた最大の理由は、英語長文に力を入れる塾に通ったことだと確信している。

圧倒的な英語長文読解力が付く特徴とは、何だろう?

塾の授業は、週二回、月曜日と木曜日だった。 1回の授業は、45分間。 授業内容は、長文読解に特化していて、毎回すべての英語長文をノートに全訳をする。

そんなスパルタな授業だった。

これは、「できない生徒」の代表格の僕には、非常にキツイ授業だった。 英単語がわからない、英文法がわからない、英語長文が読めない。 さらに和訳する力がまったくないため、1文を訳すだけでも30分かかることも多々あった。

それでも、早稲田大学合格には、「やるしかない」わけで、ひたすらに頑張って和訳していった。 しかし、残念なことが1つだけあった。

悲しいかな、前でもお伝えしまたが、僕は『there is 構文』すらわからない素人のイケてない学生だった。

もちろん、10月くらいまで全然授業についていけてなかった。

それで「これは自分でどうにかしなかったら、一生、終わる!」と思い知り、問題集を買って、英語の勉強に特化していった。

『基礎英文解釈の技術100』

この参考書は、1994年からのロングセラーとなっている超有名な英文解釈の参考書だ。 2008年に新装改訂されて、さらに使いやすくなった。

Forest(フォレスト)を一通りマスターしてから、『基礎英文解釈の技術100』をじっくり1題ずつ読んでいくと、驚くほど英語長文が読めるようになっていた。

おおよそ1日に3題ずつマスターしていって、45日くらいで1周目が終わった。 時期としては、7月中旬から夏休み終わりまで。

もちろん、英文解釈と並行して、英単語の暗記と、英語長文のリーズニングもやっていた。

夏休み期間中は、授業にまったく付いていけていない塾の宿題も出ているので、塾の宿題が終わらない日も少しあった。

長文読解は、演習量がすべて。 9~11月までは、塾の英語長文の問題だけやっていた。

とはいっても、非常に膨大な量で、毎日のように徹夜をして、なんとか終わるような感じだった。

英語長文読解の授業は、いま、あなたが通っている塾や予備校の授業だけで十分だ。

本文を丁寧に読み込んで、しっかりリーズニングをして、丁寧に解く。 それでも余裕があれば、長文全体の100字要約、各段落の30字要約など、できることはたくさんある。

下手に自分で参考書を探して、自分の実力にぴったりの参考書を外すくらいなら、塾や予備校などの長文読解のテキストに専念する方がいいだろう。

12月からは、塾のテキストに加え、東進の『英語長文レベル別問題集』や『やっておきたい英語長文』や過去問を多く解いた。

これらの問題集は、英語の質と量がちょうどよく、、解答解説が非常に丁寧に書かれているので、非常におすすめの参考書である。

ぜひ、塾や予備校のテキストをやって、さらに余裕がある受験生や、塾や予備校にまったく付いていけず、落ちこぼれてしまった僕のような受験生にはオススメのシリーズです。

『英語長文レベル別問題集』

本屋さんでちょっと立ち読みをして、少し楽に読める、解けるレベルから最高レベルまで、12月中にすべて解いておくと、長文読解の演習量としてちょうどよい。

12月に入ると、私の長文読解力もかなり上がっていたので、英文を読むスピードを上げる練習をした。 そのために使ったのが『英語長文レベル別問題集』。

36題も解くと、知らない英単語が結構多く出てくる。 したがって分からない単語をノートにまとめていくのは大事な作業となるのである。

ここで、僕が単語を暗記ノートに書く判断基準を改めて紹介しておく。

<暗記ノートに書く基準>

  1. 単語帳や熟語帳に載っていない英単語、英熟語
  2. 解答解説に記載がある英単語、英熟語

英単語ノートを作る際に最も大切なことは、「書き過ぎない」ことだ。 そもそも『単語王2202』を完璧に暗記すれば、早稲田大学や慶應義塾大学に余裕で合格できる。

それに加えて英単語ノートを作るのだから、本当に荒くて大丈夫。 荒く荒く作っていきましょう。

過去問は何年分やれば早稲田大学に合格できるのか?

年が明けてからは、何はともあれ、手当たり次第に過去問を解いていった。 参考書を過去問の違いには、決定的な違いがある。

それは、「問題の質」だ。

早大合格の秘訣は
過去問20年分を解くこと

参考書は一般的な多くの受験生に向けて書かれているのに対して、過去問は一部の限られた受験生に向けて書かれている。

参考書は問題を「解くため」に作られているのに対し、過去問は「解かせない」問題も含まれている。

参考書は「やれば解ける問題」で作られているが、過去問は「解けそうで解けない問題」で作られている。つまり、参考書をいくらたくさん解いても、過去問は過去問を解く練習をしない限り、永遠に解くことは出来ない。

早稲田大学で合格点を取るためには、徹底的に「解けそうで解けない問題」をスラスラ解けるように進化を遂げる必要がある。 そのためには、手当たり次第に過去問を解く必要があった。

小学2年生のころ、何回も転んで膝を擦りむきながら自転車に乗る練習をやったように、何度も何度もミスを繰り返して、身体に「解けそうで解けない問題」の解き方を身体に染み込ませていった。

「ダメダメで出来ない受験生」が過去問を解く姿は、格好悪いと思ったけど、「早稲田大学に合格するためには過去問しかない」と塾の先生が断言していたので、僕はそれに必死に喰らいついていった。

ただ、過去問をたくさん買うためには、アレが必要だった。

そう、お金の問題だった。

過去問の購入費用は、母から貰っていた。 早稲田大学5学部(政経、法、商、教育、社学)すべての青本を買った。 慶應義塾大学は、3学部(経済、商、法)で3学部。

早慶だけでも8学部。 青本は、1冊3,000~3,500円 合計15,000円以上の過去問代金となった。母から、受験終了まで小遣いは0円を言い渡さられた瞬間だった。。そんな「命」を削って購入した過去問を、1日に2年分ぐらいは解いていった。

解く時間は、塾の先生から何度も何度も厳しく指導されていたポイントを取り入れた。 超夜型人間の僕にとって、最大最強の敵。 実際の入試時間通りに解くことだ。

本番の入試は午前中から始まるため、午前中から全開で頭が働く必要がある。

そのため、

  • 3教科1年分を午前中に解く。
  • また、夕方から3教科1年分ぐらいのペースで解く。

という厳しいペースを自分に課した。

その結果、青本1冊が1~2日で終わってた。小遣い0円、お母さんから過去問を買うお金をもらって買ったのに1~2日で解き終わる青本。こんにドンドン解いていては、どんどんお金を使ってしまう。

  • 何度も「自分で買う必要はないんじゃないか?」
  • 「友だちから借りた方がよいのでは?」
  • 「学校でコピーすればよいのでは?」 と悩んだ。

そうであっても自分で青本を買って、自分で解くことに意味があったと確信している。

なぜなら、自分で過去問を買うことで、何度も何度も復習できるし、書き込むことができる。 さらに、机の端っこに、本棚に、早稲田大学の青本があること自体で、気合が入り、受験勉強が続く。

この効用は、自分で買った人でないと味わえない特別なものだった。

結局、2月下旬の早稲田大学の入試本番までに、早稲田大学全学部に加え、慶應義塾大学、上智大学、MARCHなど、15学部ぐらいの過去問を解いたので、相当な数の長文を解いた。

これだけは断言できる。

英語長文は数をこなせば慣れる。

最初は、読むのもままならないけど、毎日英語長文を解いて、リーズニングをして、それを丸付けをする。これを繰り返することで、絶対に英語長文はできるようになれる。英語長文が苦手なあなたも、諦めずに「正しい勉強法」を「続ける」ことを意識して欲しい。 絶対にできるようになるからね。

「基礎力→長文読解」だと
入試に100%間に合わない

「英語長文は、それまでに基礎をちゃんと身につけておく」という「受験界のウソ」が蔓延している。

英語長文は、「読む技術」と「解く技術」があって、初めて得点になる。「読む技術」とは、英単語・英熟語・構文・英文法・英文解釈が合わさって身に付くものだ。

リーズニング力を高めれば
誰でも偏差値70まで急上昇

一方、「解く技術」とは、リーズニングのことだ。リーズニング(reasoning)とは、reason(理由)に動名詞ingが付いたもの。つまり、理由付けをすることだ。選択肢を選ぶ際、解答根拠を明らかにしながら正確に解いていく「作業」をいう。

リーズニングは英語力を上げる秘訣なので、「リーズニング専門予備校」だったり「解答根拠が詳しい参考書」など、いま大学受験はリーズニングの重要性が増してきている。私は徹底的にリーズニングに向かい合ってきた。

不合格の勉強法【英語】リーズニングの勉強法|合格と不合格の分岐点

2014.10.15

この「読む技術」と「解く技術」を意識した上で、長文読解の数をこなしていくと、ある時期を境に爆発的に英語力はアップし、英語長文を読むスピードも格段に上がる。

この「ある時期」は人それぞれ異なり、「早く時期がくること」を夢見て、毎日地道に解き続けて待つしかない。

これが、私がゼロから早稲田大学に浪人せずに現役合格した英語の勉強量だ。こなした問題集の種類としては少なくもないが、多くもないといったところだろう。

だが、1冊を30、50、100周と徹底して解きこなし、入試本番まで忘れてしまわないように、何度も何度も繰り返し勉強し続けた。 1冊を完ぺきにマスターする意識は、人と比べて物凄く高かったと自信をもって言える。

早稲田大学に浪人せずに現役合格した英語の勉強の時間

私立文系の受験は、英語が勝負になる。

さらに、社会や国語は、暗記や読解のコツを掴めば、一気に得点が上がるが、英語は成績が上がるまでに時間が一番かかる教科だ。
自分の実感でもそうだったし、塾の先生も「英語の成績が最後まで上がらず、不合格になるケースが非常に多い」そう言っていたでの、僕の感覚は正しいと思う。

そのため、受験勉強の内、かなり多くの時間を英語に割り当てた。

6~8月は、1日に6~7時間ぐらい、
9~12月は1日に5時間ぐらい。

このくらいかけて、ようやく英語の実力がついてきたと思う。

現実には『単語王2202』と『英熟語ターゲット1000』だけで、1日に2時間程度はかかってしまったので、最初のころは英単語+英熟語→英語長文→英文法・の順で勉強の比率が高かった。

9月になってからは、英語長文→英文法→英単語+英熟語の勉強比率になっていった。

9月以降は、英単語や英熟語は『単語王2202』をいかに忘れないようにするかという「作業」だったので、1日10分ぐらいを2~3セットぐらい復習した程度で済んだ。

これだけ徹底的に英語を勉強しても、私立中高一貫校の生徒のように、じっくりと英語を勉強してきた人に比べれば勉強時間は少ない方だと思う。

開成高校では、高校2年生までに高校の範囲をすべて終わらせ、3年生は東大などの過去問中心の演習をしているようだ。

高3の春から、東大の過去問が解けるということは、英単語や英文法、英文解釈などの基礎をしっかりやって、センター試験の英語は基本的に180~190点取って、早稲田大学の過去問の「頑張れば読める」レベル。

小学校から「神童」とよばれ、中学校、高校と一生懸命に勉強をしてきた天才・秀才の集まりだ。 そんなヤツラが努力するのから、それはそれはトンデモない量と質の勉強をしている。

そんな人たちに比べれば、僕の勉強量は遥かに少ないことは間違いない。

「いかにして効率てく受験勉強をして、いかに楽に早稲田大学に合格するか?」が自分の中でテーマになっていたように思う。

だって、きついのは嫌いだから。。。
(それでも、十分にきつい受験生活だったけどね、笑)

まとめ

昔、私が実際に高校3年生から、浪人せずに早稲田大学に現役合格した時の英語の学習法を紹介した。

大学受験の勉強は、非常に孤独な戦いだ。 近い将来、待ち受けている合否結果や、いま僕たちがどのくらい勉強が進んだか、僕たちがどのくらい合格に近づいているかは、誰にもわからない。

さらに、学校の先生や友だち、予備校や塾の先生すらも僕たちの合格を心の底から信じている人はいないかも知れない。それでも、自分だけが、自分の勉強方法の正しさ、早稲田大学に合格するという可能性を信じて突き進むしかない。

実際に早稲田大学に合格した人間が、どのくらいの量と時間、そして目的意識をもって受験勉強をしたのかの指針にして欲しい。