『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』難関大学合格者の使い方、大学受験の勉強法

1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)
発売日:2008年12月
(著)中野隆
出版社:河合出版

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』の構成

大学入試問題では長文読解問題が大きな割合を占め、その出来が合否を大きく左右します。
しかし長文といっても複数の文が集まったものですから、一文一文の構造を正確に捉え、その内容が理解できれば長文全体の内容も理解できます。
この観点から、長さと難易度を基準に4冊の長文問題集『やっておきたい英語長文』にまとめました。これらは2004年12月に刊行して以来、2008年11月までにトータル18万部以上発行し、多くの受験生の評価を得ていますが、一方、もっと英文を読みたい、制限時間内でいかに英文を読んだらいいのか、という声も私たちのもとに数多く届いていました。
みなさんも経験からわかっているでしょうが、「30分なら読めるのに」、「40分あれば全問解答できるはずだ」、ということがよくあるはずです。
しかし入試においては限られた時間内にきちんと合格答案を仕上げなければなりません。
そこで、私たちは今回、より解答時間を意識した問題集を作ることにしました。
実際に出題された入試問題から近年の傾向を踏まえた上で、良質の英文を選び、3冊の問題集にまとめました。
英文の分野も多様なものをセレクトし、設問も内容面から、また英語の理解という観点から問うべきポイントに焦点を当て、ほぼ全面的に作り変えてあります。

本書は好評を博した『やっておきたい英語長文』の姉妹編として作成しています。
そのため設問解説、語句解説などの表記等を踏襲していますが、さらに詳しい解説がほしいという要望に応えココにも注目!では設問にはなっていないものの、ぜひ押さえておきたいポイントを取り上げました文法ポイントあるいは論旨の展開上重要な点について解説しています。
また、この単語に着目→では知っておくと武器になる、使える単語を取り上げています。
英語学習の重要課題である語い力増強に役立つよう、また確実に覚えられるよう工夫しました。
単語集を丸暗記するのではなく、覚えやすく忘れにくいコツが盛り込まれています。

 『1日30分の英語長文15』は、比較的出題頻度の高い400語から600語程度の標準からやや難しいレベルの英文15題で構成されています。
内容一致、空所補充という客観式問題から下線部和訳問題、内容説明問題まで多様な問題を扱い、国公立および私大のほとんどの大学の読解問題に対応できるよう工夫してあります。
『1日30分の長文15』を終えた人は、ゆるぎない読解力の完成を目指して『1日40分の英語長文10』に挑戦してみてください。
 本書が志望校合格を目指して努力しているみなさんの学習の一助になれば幸いです。さあ、問題1にトライしてみましょう。

英文のタイトル[この単語に着目] 1  クマと生態系(九州大) result
2  ハエ(大阪大)  command
3  カフェインの効果(慶應義塾大) claim
4  父と50セント(宮城教育大) realiz
5  ファストフード(横浜市立大) enjoy
6  世界の飢餓(龍谷大) lead
7  ロボフィッシュ(北海道大) point
8  走るヒト(早稲田大) right
9  科学と人間の生命(東北大) prove
10 未知の言語を話す少女(神戸大) leave
11 生活ペースと生産性(学習院大) mean
12 日本における所得格差(北海道大) worth
13 広告(新潟大) just
14 先史時代(東京工業大) appear
15 会話スタイル(神戸大) address

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』の特徴

30分で解きたい英語長文問題を15題収録。
受験生なら絶対知っている『やっておきたい英語長文500』の姉妹編。
30分で解きたい400語~600語程度の標準からやや難しめのレベルの英文15題を収録。
[ココにも注意!]では、設問になってはいないものの、押さえておきたい文法ポイントや論旨の展開上重要な点を解説。
[この単語に着目]では、知っておくと武器になる重要な単語を紹介。

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』の評判は?

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』の評判は、良い評判と悪い評判それぞれあります。

『やっておきたい英語長文500』の姉妹編であり、同じような構成の問題集です。
解説について、特に詳しいというわけでもなく、普通の参考書です。
いいところとしては、やはり『やっておきたい英語長文500』の追加でもう少し分量をやりたい人、そんな人向けの参考書だと思います。

『やっておきたい英語長文300』をやってからこの『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』やりました。
難易度的には、『やっておきたい英語長文300』より『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』の方が難しくなっているはずですが、そんなこともなく、挑戦できました。
ただ、後半部分の出題は徐々に難易度がア上がっていくので、注意が必要です。

いい意味で「普通の問題集」です。
ただそこがいいです。

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』の位置付けは、『やっておきたい英語長文500』の姉妹編という位置付けなので、特段この参考書に必要性を感じません。
「時間が意識したい人」向けとなっていますが、時間を意識するべきは、解く側の問題なので。

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』をマスターすると?

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』をマスターすると、30分で英語長文を解く感覚が身に付きます。

今まで英語長文を読む際に内容にばかり目が行き、自分がどれくらいの時間で、どの程度の英文を読んでいたのか知らない人が少なからずいると思います。
つまり、英文自体は読めるけど、時間内に読み終わらない!そんな人は、30分でどのレベルの問題を解くことができるのかを把握しておくことで、試験でとき終わらないという事態を避けられます

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』難関大学合格者の使い方は?

1 問題の解答時間は30分です。
ただ30分はあくまで標準解答時間ですから,30分で解けなくてもあきらめず最後まで解答してください。
2 解説には,解答と設問解説,要約,構文・語句解説があります。
設問解説を読み,解答を確認してください。設問解説中の「第1・2段落第5文」といった表記は,構文・語句解説の番号に対応しています。
3 英文全体の論旨の確認に要約を活用してください。
4 構文・語句解説では,訳例と設問解説で触れなかった,構文および語句の解説があります。設問以外の箇所で理解できなかった部分を確認してください。
5 構文・語句解説では,問題文から下線を省き空所を埋めた形で英文を再録してあります。
英文を繰り返し読んでもらいたいからです。
こうすることが,速読の練習にもなりますし,語いの定着にもつながります。
何度も英文を音読し,解いた英文に出てきた文法ポイント,構文,語いなどを確認し覚えてください。

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』で合格できる大学は?

GMARCH

学習院大学
明治大学
青山学院大学
立教大学
中央大学
法政大学

日東駒専

日本大学
東洋大学
駒澤大学
専修大学

関関同立

関西大学
関西学院大学
同志社大学
立命館大学

産近甲龍

京都産業大学
近畿大学
甲南大学
龍谷大学

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』の次は?

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』を完璧にマスターしたら、次の参考書は『1日40分の英語長文10』です。

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』は、30分間で解ける英語の分量が限られています。
しかし、大学受験における英語は、制限時間30分ではなく、多いところでは90分以上にもなります。
そうなると、30分間で解ける英語の分量以上の分量の英語を読みこなそうとすると、また別の訓練の必要性があります。
そのため、『1日40分の英語長文10』で、情報量の多い問題でも的確に処理する訓練をして、ゆるぎない英文読解力を身につけましょう!

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』の英語長文のレベルはどれくらい?

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』の英語のレベルとしては、偏差値60前後のMARCHレベルくらいです。

実は、30分も時間をかけて解く分量の英語長文が出題される大学はそんなに多くありません。
センター試験は80分間の試験ですが、大問3,4,5,6,と実質4題の長文が出題されています。
単純計算80分を4で割ると、1問20分であり、これに大問1,2の発音・アクセント・文法問題が加わるので、実質1問に20分をかけていられません。

だからこそ、レベルの高い大学の入試問題で、かつ、分量が多い英文を出題する入試問題を解くには、練習が必要です。

解ける問題を時間切れで得点できないというのは勿体無いです。
時間に余裕を持ち、しっかりと解答することで、1点でも多くの得点を手に入れましょう!

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』と『やっておきたい英語長文500』ならどっちがオススメ?

もしどっちもやっていなくて、1冊目にやるなら『やっておきたい英語長文500』です。

理由は簡単です。
『やっておきたい英語長文500』のレベルの英文を読み進めることができなければ、いくら時間を意識しても意味がありません。
つまり、読解力の「質」の問題です。

一方で、『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』は時間を意識した、いわば、「量」の参考書です。
英文を読もうとするときにまずは、正確に英文を理解できる能力があったうえで、「量」もしくは「スピード」を意識しなければ、意味がありません。

例えば、マラソンの42.195kmを早いタイムで走ろうとするなら、まずは42.195km走りきれるようにならなければ、良いタイムなんてでません。

なので、『やっておきたい英語長文500』→『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』と進むのが、良いでしょう。

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』のまとめ

『1日30分の英語長文15 (河合塾シリーズ)』は、「時間」を意識した数少ない参考書です。『やっておきたい英語長文』シリーズとレイアウトも似ており、「数」と「量」をこなした受験生にはオススメです!

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2017.07.05