『英文解釈教室 改訂版』難関大学合格者の使い方、大学受験の勉強法

『英文解釈教室 改訂版』
発売日:1997年6月
(著)伊藤和夫
出版社:研究社

『英文解釈教室 改訂版』の構成

Chapter1 主語と動詞
① S…V(1)
② S…V(2)
③ (S+S)+V
④ To 不定詞、etc…V
Chapter2 目的補語
① 第5文型の意味
② 目的補語の形態
③ 目的補語の識別
Chapter3 that節
① 名詞節と接続詞
② that節――名詞節
③ 名詞+that節
④ that節――副詞節
Chapter4 what節
① what――関係[疑問]代名詞
② what節の特殊構文
③ what――疑問[関係]形容詞
Chapter5 倒置形
① 否定の副詞+V+S+V
② M+V+S,etc….
③ O+S+V
④ 特殊構文の倒置形
Chapter6 同格構文
① H+A
② A=代名詞、etc.
③ H=不定詞、what節、etc.
④ 副詞的目的格
Chapter7 It…that…
① It+V+that
② It(形式主語)…名詞節
③ 強調構文
Chapter8 意味上の主語
① S’+to不定詞
② S’+分詞、etc.
③ S’+動名詞
④ 名詞構文
Chapter9 関係詞
① 主格の関係詞
② 目的格の関係詞(1)
③ 目的格の関係詞(2)
④ 関係詞の省略
Chapter10 修飾語の位置(1)
① H…(句)…M
② H…(節)…M
③ H[S]+V…M
Chapter11 修飾語の位置(2)
① M+H…H
② H+M
③ M+H(句・節・文)
Chapter12 比較の一般問題
① …than[as]+語・句・節
② …than[as]+(S)+V
③ …A than B
Chapter13 比較の特殊問題
① no…比較級[so]…than[as] ② no more…than, etc.
③ the+比較級
Chapter14 共通関係
① 文の主要素の共通関係
② 修飾語の共通関係
③ A and (M) B
④ (A+B+C)(A’+C’)
Chapter15 挿入の諸形式
① 語句の挿入――andとif
② 節の挿入――whatとas
③ S+Vの挿入
あとがき

『英文解釈教室 改訂版』の特徴

英文の構造について詳細に解説。
英文の構造を論理的に解説し、「英語→日本語」のプロセスをわかりやすく説明。
圧倒的な英文の量で、英文解釈の技術を手に入れられる。

『英文解釈教室 改訂版』の評判は?

『英文解釈教室 改訂版』の評判は、良い評判と悪い評判それぞれあります。

本書の特徴は、1文1文を丁寧に読み進めていくもので、日本語する方法を提示してくれます。
そうすると、英文を読む基礎の基礎が身につき、これによって、英語を体系的に論理的に読むことができるようになります。
問題点は、語彙が難しく、英文の構造も複雑で、近年の英語の受験生参考書と比較して、解説が古めかしく、わかりくく、また、意訳的な部分も見受けられ、そういった点は完璧であるとは言い難いです。

この参考書の良い点は、参考書全体の英文が効率的に配置されており、読み進めるに従って、「英文が読める状態」に仕上がっていく点です。
古典的な名著である本書をしっかり使用とすれば、大学受験レベルの英文はほぼ問題なく読むことはできるでしょう。

本書は名著として知られるが、内容があまりの高度なので、受験参考書としては不向きであるように感じざるをえない。
現在であれば、「ポレポレ」や「英文読解の透視図」などの良質な参考書が出版されているので、まずはそちらをオススメします。

『英文解釈教室 改訂版』をマスターすると?

『英文解釈教室 改訂版』をマスターすると、高度な英文を読む力が身に付きます。

『英文解釈教室 改訂版』は、筆者の英文を読む思考を体系的に学ぶことで、どのような英文であっても読むことが可能になることを目的とした本です。

しかし、ながらこの本の初版が出版されたのが1977年で、改訂版が出版されたのが1997年であり、改訂版の出版から20年弱の時間が経っています。

大学受験で問われる英語は変化しても、英語それ自体は大きく変化するものではなく、英語に正面かた立ち向かうことができれば、どんな英文でも読むことができる力が身につくでしょう。

『英文解釈教室 改訂版』難関大学合格者の使い方は?

使用上の注意
1. 本書のねらいは上述のように、筆者とともに考えることを通して、英文解読の際の姿勢の確立をはかることであるから、例文の1つ1つについて、筆者がその例文をあげることによって、何を理解してほしいのか、また、最初の理解が筆者の結論と違った場合には、なぜ筆者の説くような考え方をしなければいけないのかをじっくり考えてほしい。

2. 言語の習得は理解が半分、理解した事項の血肉化が半分である。
後者のためには、同種の構文で書かれた文章を大量かつ集中的に読むことが有効であるが、紙数の都合上、例文と例題は最小限にとどめてある。この点の不備を補うため、同種の構文が他の場所に見られるときは繁雑をいとわず、⇒の記号でその箇所を明らかにしてある。
指定が未習の場所と関係しているときは、最初は飛ばしてもよいが、2回目以降はこれを活用して本書を縦横に読んでもらいたい。
別冊のIndexを構文中心にしたものも同様の意図によるものであり、十分な活用を望む。

3. この種の書物は、ある意味で文法書と同じ性質を備えているため、例文、例題が悪く言えば細切れになることは避けがたい制約である。
例題に付したヒントは、この欠陥をできるだけ補うため、前後関係がなくても、例題の内容的理解に特定の角度から向かえるようにすることをねらいとしている。

4. 訳出に際し特に注意すべき事項は、訳出の工夫として別冊にあげてある。

5. 叙述の便宜上用いた記号については、それぞれの所で説明したが、別冊のp.38に一覧表を付した。

『英文解釈教室 改訂版』で合格できる大学は?

早慶上智

早稲田大学
慶應義塾大学
上智大学

GMARCH

学習院大学
明治大学
青山学院大学
立教大学
中央大学
法政大学

日東駒専

日本大学
東洋大学
駒澤大学
専修大学

関関同立

関西大学
関西学院大学
同志社大学
立命館大学

産近甲龍

京都産業大学
近畿大学
甲南大学
龍谷大学

『英文解釈教室 改訂版』の次は?

『英文解釈教室 改訂版』を完璧にマスターしたら、次の参考書は必要ありません。

本参考書『英文解釈教室 改訂版』は、受験英語で最高峰の難易度をもつ参考書です。
そのため、本参考書を完璧に仕上げたら、次の参考書は必要ありません。

むしろ、本参考書『英文解釈教室 改訂版』に取り組む前に、「ポレポレ」や「英文読解の透視図」に取り掛かり、時間的余裕がある場合に『英文解釈教室 改訂版』を始めるというコースをオススメします。

『英文解釈教室 改訂版』は、古い参考書であり、近年の受験英語の傾向が反映されているとは言い難いので、英語の参考書としては、有用ではありますが、他にやるべきことはあるでしょう。

「英文解釈教室」と「ビジュアル英文解釈」だとどっちがオススメですか?

大学受験生であれば、「ビジュアル英文解釈」をオススメします。

『英文解釈教室 改訂版』は、現在の大学受験レベルの英語を逸脱しているとの意見があるくらいに難易度の高い参考書です。
一方で、「ビジュアル英文解釈」は、『英文解釈教室 改訂版』よりも大学受験生に向けて書かれたものであり、平易な日本語を用い、読みやすいレイアウトで書かれています。
そのため、「ビジュアル英文解釈」をオススメします。

ただし、「ビジュアル英文解釈」は上下の2冊に分かれており、量もある参考書なので、覚悟してのぞんでください!
そうゆう点では、『英文解釈教室 改訂版』も「ビジュアル英文解釈」も大きな差はありません。
使い方には、要注意です。

『英文解釈教室 改訂版』は、TOEIC対策として有効?

『英文解釈教室 改訂版』はTOEIC対策としては不要です。
TOEICは、いかに素早く、正確に問題を解けるかどうかのテストです。

難易度として、『英文解釈教室 改訂版』で養成されるような力を必要とする英文は出題されないと言ってもよいでしょう。

そのため、『英文解釈教室 改訂版』はTOEIC対策としては不要です。

『英文解釈教室 改訂版』のまとめ

『英文解釈教室 改訂版』は、英文をしっかり丁寧に読みたい人に向けた最後の参考書です。それは、作者の英文を読み解く思考を学ぶことができ、英文を読むための論理展開を学ぶことができます。しかし、近年の大学受験には必要なレベルを大きく超えており、時間のある受験はぜひ挑戦してみましょう。