『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』難関大学合格者の使い方、大学受験の勉強法

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』
発売日:2010年1月18日
(著)大矢復
出版社:桐原書店

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』の構成

本書は、「自由英作文」の書き方を最も基礎から説明し、さらには問題演習を通じて、読者のみなさんが自由英作文に習熟し、それを入試の得点源にしてもらうことを目的としています。

「自由英作文」と言っても、何らかのテーマに対して自分の意見や考えを述べるような短いエッセイを書く問題(エッセイライティング)もあれば、与えられた文章を英語で要約する「要約問題」もあるし、知人や友人などに、eメールや手紙の文面を書く問題もあります。本書ではこれらの形式それぞれに関して、「こうすれば書ける!」という明確な指針を与えます。

自由英作文が合否の分かれ目であり、英作文の中でも「自由英作文」と呼ばれるタイプの問題は、その名前のとおり、何をどう書くかが、かなりの程度まで受験生の自由に任されています。
そのため、逆にどのように取り組んだらよいか迷ってしまう受験生が多いようです。
ところが近年、入試英語における自由英作文の比重はどんどん高まってきています。

さらに、「しっかり対策をしている人」と逆に「対策をしていない人」の差がほかの分野より大きいため、点差が大きく開き、もしかしたら入試英語の中心と考えられてきた長文読解以上に、自由英作文が合否のカギを握っているとも考えられます。

自由英作文に苦手意識を持つ人も多いかもしれませんが、十分な準備をしておくことが非常に重要になるわけです。

自由英作文は難しくないけれども、裏を返せば、自由英作文は少し勉強するだけでほかの受験生に対し大きなアドバンテージを得ることができる、「お得な」分野であるとも言えます。

その理由の1つには、すでに述べたように点差が開きやすい、ということが挙げられます。

さらにもう1つの理由としては、自由英作文は簡単だ、ということが挙げられます。
「簡単」と言っても信じてもらえないかもしれませんが、そういう人は本書のどこでもよいですから、「解答例」として挙げられている英文を読んでみてください。おそらく知らない単語はほとんどないはずです。難しい単語がずらりと並んでいる難しい長文読解問題に比べたら、自由英作文は難易度の面からも長さの面からも、はるかに楽なのです。

では、「自由英作文」は簡単なのに、それではなぜ苦手な人が多く、点差が開くのでしょうか。
日本人に外国語を教えている外国の人が異口同音に言うことがあります。
それは「日本人はイマジネーションが不足している」ということです。
もちろん長い歴史と文化を持っているわれわれにイマジネーションが本質的に不足しているはずはないのですが、予備校で長年自由英作文を指導している私にも、こういう経験があります。

「もし生まれ変わるとしたら、どこの国に生まれたいか」というテーマで自由英作文を書かせる問題を授業で扱ったときのことです。
生徒の答案を見ると、8割方の生徒は「もう一度日本の生まれたい」と書いていました。そんなに日本が好きなのか、と思って何人かに尋ねると、「いや、そういうわけじゃなくて、どこの国にしてらよいか思いつかなかったから、とりあえず日本にしてみました」のような答えがかえってきました。
イマジネーション不足というのはそういうことです。

逆から言えば、イマジネーション不足を克服するのが自由英作文の勉強の中心になるのです。

入試には制限時間というものが存在し、たとえば、90分で読解問題を3問と自由英作文を1問解くというあたりが平均であるわけです。
自由英作文に費やせる時間はせいぜい20分くらいでしょう。その短い時間で完璧な論理の答案を書くことなど、だれも期待はしていません。
言葉は悪いかもしれませんが、採点官に「ソコソコ」読ませるものを書くことができれば、それで十分なのです。

本書でも、その「ソコソコ」を目指します。
けれども、「ソコソコ」をサクッと短時間でまとめるには、それなりの技術が必要です。その技術を学んでいくのが、本書なのです。

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』の特徴

入試英語において重要性の高まる自由英作文へ対応!
十分に対策をできずに試験本番へ迎えてしまう受験生に対応!
自由英作文をどのように書いたらいいのか1から学べる!
やり方さえ分かってしまえば得点できる自由英作文を得点源にできる!
最新の出題傾向に合わせた「自由英作文」の対策書として4つのパートで構成!
第1部 エッセイライティング書き方編
第2部 エッセイライティング問題編
第3部 要約問題へのアプローチ
第4部 手紙・eメール問題への対策

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』の評判は?

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』の評判は、良い評判と悪い評判それぞれあります。

参考書自体がそんなに厚いものではなく、情報量はそこまで多くありません。
しかし、ひとつひとつの解説がしっかり切れ味よくできているので、分量よりも質が評価できる参考書です。
また、想定として80語くらいの英作文が中心となっているので、使用する人は志望校の傾向と対策を踏まえ、取り組んでください。

自由英作文の基本をおさえた参考書として非常に良いと思います。
間違えやすいポイントがわかりやすくなっているのがポイントです。
実際の英作文では、どのような構成で英文を展開していくのかが明確に示されているので、思考法そのものがとても有用であるように感じます。

自由英作文はいかに型にはめて書くことができるかがカギとなる。
そのため、自分の意見や主張を書くよりも、書きやすいように書く方が得点しやすい。
だからこそ、英語での思考法を学んで、得点する力が大切です。

本参考書『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』は、自由英作文を書くための思考方法が学べる参考書である。
英語の思考方法を学べば、どのように英文を組み合わせ、主張をしていけば、いいのかは自ずとわかるはずである。
しかし、この参考書には、暗記用例文が付属されていないので、今まで英文の型を持っていない受験生にとっては、思考方法は身についても得点できるようにはならないかもしれない。

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』をマスターすると?

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』をマスターすると、自由英作文を展開するための思考方法が身に付きます。

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』がマスターすれば、自由英作文を展開するために、どのような思考をすればいいのかがわかるようになります。
英語を論理的に展開することができれば、あとは、中学生でもわかるような英文法の英文を組み合わせればいいだけです。

中学生レベルの英文法の文法事項に自信がない人は、本参考書『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』を取り組む前後に、文法書に取り組むことをお勧めします。

『参考書名』難関大学合格者の使い方は?

第1部 エッセイライティング書き方編
エッセイを書くための基本知識と考え方を、以下の4つのStepで解説。初めて自由英作文に取り組む人でも、「何を」「どのように」書けばよいのかが、具体的・実践的に身に付きます。
Step1 パラグラフの構成を考える
Step2 ブレインストーミングをしてエッセイを書く
Step3 ショートエッセイで使うと便利な表現を学ぶ
Step4 エッセイライティングで間違えやすい文法・語法を学ぶ

Step1
パラグラフの構成を日本語で具体的に解説
構成上、注意すべき点がわかる
Step2
書くためのキーワードをピックアップ。
一気にまとめる手順がわかる
Step3では、書くときに使い勝手のいい表現を紹介、Step4では、書くときに注意すべき文法・語法を具体的に説明しています。

第2部 エッセイライティング問題編
最近の入試傾向をもとに、入試頻出の問題タイプをarguing essayとexplaining essay(→p.91)、両面型問題(→p.111)、問題発見・提案型問題(→p.125)、新傾向問題(→p.133)の5つに分類。問題タイプ別に考え方や書き方のコツをわかりやすく解説しています。
各演習問題のテーマ関連表現や語法上の注意も充実。(全18題)。
問題タイプ別に、最新・頻出テーマの問題を演習
問題タイプやテーマなどがひと目でわかる「出題テーマ」
エッセイにまとめ上げる手順にしたがって解説
テーマごとによく使う表現と語法がわかる「語いチェック」
解答例をよく研究し、構成や書き方を確認しよう

第3部 要約問題へのアプローチ
出題が急増している要約問題への対策編。問題文の要点を見抜き、ズバリまとめるコツを学びます。(全8題)
要約するときの優先順位にしたがって、要点を抜き出し、まとめるコツがわかる
解答例をよく研究し、1センテンスで要約するコツなどを身に付けよう

第4部 手紙・eメール問題への対策
繰り返し出題だれている、手紙・eメール問題への対応策。書くときによく使う表現とその使い方、書くときに注意すべき点を学びます。(全5編)
表現の使い方に注意しながらコツがわかる
解答例をよく研究し、構成や書き方を確認しよう

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』で合格できる大学は?

早慶上智

早稲田大学
慶應義塾大学
上智大学

GMARCH

学習院大学
明治大学
青山学院大学
立教大学
中央大学
法政大学

日東駒専

日本大学
東洋大学
駒澤大学
専修大学

関関同立

関西大学
関西学院大学
同志社大学
立命館大学

産近甲龍

京都産業大学
近畿大学
甲南大学
龍谷大学

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』の次は?

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』を完璧にマスターしたら、次の参考書は必要ありません。

本参考書『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』をマスターすることができたら、自由英作文の入試問題は問題なく解けるでしょう。
大切なのは、問題に対して、どのように英文を展開していくのか、という部分の訓練をすることなので、入試問題の過去問を参照するなどして、イマジネーションを鍛えてください!
あとは、自由英作文は他人の見てもらい、自分のミスをいかになくせるかが重要です。添削してもらえる環境があるなら最高ですが、もしそうゆう環境にないときは、少し時間を置いて自分の書いた解答を見直してみて、自分は基礎的な文法事項を間違えていないのか確認をしてみてください!

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』は暗記用例文がついていないですが、どうしたらいいでしょうか?

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』は、暗記用例文が付属していません。
そのため、英語をまったく勉強したことのない受験生にはすこし難しすぎる内容かもしれません。
というのも、英作文は、英単語、英文法の基礎的な知識がきちんと備わっていることが最低条件だからです。

もし、英作文の暗記用例文が欲しいという受験生は、『大学入試英作文ハイパートレーニング 和文英訳編』の暗記用例文を使用することをオススメします。

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』と『ドラゴンイングリッシュ』はどっちがお勧め?

どっちか1冊というのであれば、解答できません。
理由は、『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』と『ドラゴンイングリッシュ』の目的が異なるからです。
『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』は、英文を展開していくうえでも思考方法を学ぶ参考書です。
一方で、『ドラゴンイングリッシュ』は、英文を覚えることで英語の論理展開を覚えてしまおうという参考書ということができるでしょう。

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』をやる目的をしっかりと見据えて取り組めばそんなに難しい参考書ではないと思うので、ぜひ挑戦してください。

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』のまとめ

『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』は、自由英作文の展開方法をテーマ別に段階を踏んで学ぶことのできる参考書です。
『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』をやる目的を明確にして、自由英作文を得点源にしましょう!

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