『ポレポレ英文読解プロセス50』難関大学合格者の使い方、大学受験の勉強法

『ポレポレ英文読解プロセス50』
発売日:1993/09
(著)西きょうじ
出版社:代々木ライブラリー

『ポレポレ英文読解プロセス50』の構成

例題は、読解の基本プロセスが自然と身に付くように精密に配列してあります。1から順に全訳をつくりながら進んでください。なお、難問と思われる例題には(ライオン)をつけています。全く歯がたたなくても、失望しないで説明を何度も読み直してください。

 基本的な流れとしては、
【例題1~4】SVの発見
例題1 SVの発見・前置詞の役割・接続詞のthat
例題2 前置詞の役割と主語の発見・名詞構文・倒置構文
例題3 前置詞の役割と主語の発見・倒置構文・関係詞
例題4 関係詞・主語の発見・倒置構文・名詞構文
<参考>倒置の理由・文展開への考慮

【例題5~12】句や節、共通関係の把握(等位接続詞に注目して)
例題5 挿入の処理・等位接続詞
例題6 句の範囲・等位接続詞
<参考> 否定→肯定の文展開
例題7 句の範囲・等位接続詞・関係詞・接続詞のthat
<参考> be to 〜
例題8 等位接続詞
例題9 節の範囲・等位接続詞
例題10 文の相互関係・等位接続詞
<参考> notの作用域
例題11 句の範囲・節の範囲・等位接続詞
例題12 同格のthat・節の範囲・等位接続詞・挿入の処理
<参考> 無生物主語の文の訳出・接続詞のthatと関係詞のthat

【例題13~15】準動詞の主語(句の範囲を間違えやすい所として)
例題13 仮定法・不定詞の主語・倒置構文
例題14 挿入の処理・不定詞の主語
例題15 付帯状況のwith・挿入の処理・動名詞の主語
<参考> 否定語との比較

【例題16~28】挿入、修飾語と文の骨格の把握
例題16 修飾語の処理・挿入の処理
例題17 等位接続詞・句の範囲・挿入の処理
例題18 接続詞のas・修飾部の処理
<参考> sexism
例題19 不定詞の主語・句の範囲・挿入の処理・省略
例題20 節の範囲・挿入の処理・対比・無生物主語構文
例題21 接続詞のthat・等位接続詞・挿入の処理・冠詞
例題22 挿入の処理・仮定法
例題23 句の範囲・修飾部の処理・節の範囲・等位接続詞
例題24 等位接続詞・修飾部の処理
例題25 等位接続詞・修飾部の処理
例題26 挿入の処理
例題27 挿入の処理
例題28 等位接続詞・冠詞・挿入の処理

【例題29~37】関係詞の理解 (修飾語の延長として)
例題29 関係詞
<参考> 関係詞と先行詞についての基本説明
例題30 関係詞
例題31 関係詞・分裂文・複雑な文の訳出プロセス
<参考> 分裂文
例題32 接続詞のthat・等位接続詞・分裂文・句の範囲
<参考> 分裂文
例題33 関係詞・分裂文
例題34 関係詞・挿入の処理
<参考> 文展開の考慮
例題35 等位接続詞・語の言い換え・関係詞・名詞節のthat
例題36 等位接続詞・節の範囲・関係詞・be to
例題37 名詞構文・等位接続詞・関係詞

【例題38~40】名詞構文(訳出しにくいものとして)
例題38 名詞構文
<参考> 名詞構文についての追加例
例題39 挿入の処理・名詞構文
例題40 名詞構文・等位接続詞・無生物主語構文

【例題41~47】倒置[プロセス通りすすみにくく、差がつく構文として]
例題41 分裂文・等位接続詞・倒置構文・修飾部の処理
例題42 対比・省略・挿入の処理・倒置構文
例題43 態・倒置構文
例題44 等位接続詞・倒置構文
例題45 倒置構文・不定詞の主語
例題46 仮定法・倒置構文・等位接続詞
例題47 関係詞・倒置構文・分裂文

【例題48~50】省略
例題48 修飾部の処理・等位接続詞・省略
例題49 省略・対比
例題50 等位接続詞・挿入の処理・省略
<参考> 倒置と省略

自分で演習する際にこのプロセスが頭に浮かぶようになると、入試英文はほとんど類題にすぎない、と感じられるようになるはずです。

『ポレポレ英文読解プロセス50』の特徴

すべての英文に通じる基本プロセスを順序良く身につけられる
50の例題に厳選し、効率良く英文の構造を学習できる
すべての例題の解説において、文構造の理解を詳細に解説
演習、読解プロセスと順序よく取り組みやすい
読解において絶対に必要な基本プロセスを習得できる

『ポレポレ英文読解プロセス50』の評判は?

『ポレポレ英文読解プロセス50』の評判は、良い評判と悪い評判それぞれあります。

できる受験生からこの参考書『ポレポレ英文読解プロセス50』をやっておけば早慶も余裕と聞き、取り組みました。
そして、内容は理解できなさすぎて、買ったことを後悔しました。
この『ポレポレ英文読解プロセス50』はあくまでできる受験生のための1冊であり、偏差値50くらいの受験生が手を出す参考書ではありません。
まずは基本的な部分からやり込み、仕上げの1冊としてこの『ポレポレ英文読解プロセス50』を利用してください。

この『ポレポレ英文読解プロセス50』の解説は、ハイレベルなものではありますが、決して丁寧なものではなく、単語の意味や文法については、「この参考書をやっている人なら当然知っているよね」というような前提で書かれているように感じます。
そのため、全受験生に向けた参考書ではないと思います。

『ポレポレ英文読解プロセス50』は、「英文解釈の技術100」のようにCDがついているわけでもなく、難しい単語の訳し方について、説明もないので、とてもストレスのたまる参考書でした。

有名な参考書であり、定評もある参考書です。
さほど分厚くなく、時間をかけずに取り組むような参考書に見えます。
これが大間違いで、見た目に騙されると大変な参考書です。

『ポレポレ英文読解プロセス50』をマスターすると?

『ポレポレ英文読解プロセス50』をマスターすると、構文を見抜く応用力が手に入ります。

『ポレポレ英文読解プロセス50』に掲載されている英文を見れば、大学入試のほとんどの英文解釈問題において、構文知識だけでなく、構文を見抜く応用力が手に入るようなレベルであることはわかります。
そのため、『ポレポレ英文読解プロセス50』をしっかりとした根拠をもって〇〇構文が使われている、と判断できるようになれば、どの大学の入試問題であっても的確な訳出ができるようになります。

『ポレポレ英文読解プロセス50』に登場する例文はどれも非常にハイレベルです。
出典も上位国公立や早慶などが多く、特に(ライオン)マークのついている問題のレベルは(無印)問題と比べると難しいです。そのため、英語に対して苦手意識のある人は、一周目は飛ばしたほうが良いかもしれません。

『ポレポレ英文読解プロセス50』難関大学合格者の使い方は?

50題それぞれ例題、読解プロセス、訳例、本番チェックから成り立っており、いくつかの例題には参考もついている。構成通り、例題→読解プロセス→訳例と進むのが、適切な学習方法である。

この参考書に掲載されている例文の質は非常に高く、この例文を一回や二回訳しただけで終わらしてしまってはとてももったいないです。

そのため、一日に五題程度、音読の時間を設けて、読解プロセスの内容を思い出しながら、頭の中で訳出しながら音読することで、この50の例文を確実に頭に入れます。
そうすれば、入試の英文解釈問題、さらには、長文の内容把握において困ることは激減するでしょう。

『ポレポレ英文読解プロセス50』で合格できる大学は?

早慶上智

早稲田大学
慶應義塾大学
上智大学

GMARCH

学習院大学
明治大学
青山学院大学
立教大学
中央大学
法政大学

日東駒専

日本大学
東洋大学
駒澤大学
専修大学

関関同立

関西大学
関西学院大学
同志社大学
立命館大学

産近甲龍

京都産業大学
近畿大学
甲南大学
龍谷大学

『ポレポレ英文読解プロセス50』の次は?

『ポレポレ英文読解プロセス50』は完璧にマスターしたら、次の参考書は『英文読解の透視図』です。

『ポレポレ英文読解プロセス50』は、間違いなく受験英語の最高峰の難易度を誇る参考書です。
そのため、『ポレポレ英文読解プロセス50』をきちんとやっておけば、どんな大学の入試問題であっても、解答することは可能です。
では、なぜ次に『英文読解の透視図』をやる必要があるのかというと、単純に多くの英文にあたり、丁寧に英文を読むということに慣れることがより確実に得点をする方法であると考えるからです。

『ポレポレ英文読解プロセス50』のレベルの英文をしっかり説明できている参考書はそこまで多く存在しません。
そのため、『ポレポレ英文読解プロセス50』の英文を扱っている『英文読解の透視図』をやってみてください。

『ポレポレ英文読解プロセス50』のポレポレの意味は?

「ポレポレ」とは、スワヒリ語で「ゆっくり」という意味です。
作者である西先生は、アフリカに行って、野生動物をじかに目にしながら、目の前のものしか見えなくなって時計を見ながら生き急いでいる自分を見つめ直したそうです。

そこで、『ポレポレ英文読解プロセス50』の「ポレポレ」には「ゆっくり」でもいいから少しずつ進んで欲しいという受験生のメッセージと勉強に疲れたときに挿絵でもながめ「ゆっくり」と楽しく勉強をして欲しいといういろんな意味でのメッセージが込められています。

『ポレポレ英文読解プロセス50』は、とてもハイレベルな参考書なので、西先生の言うように、「ゆっくり」でもいいので、1題1題しっかりと取り組んで見てください。

『ポレポレ英文読解プロセス50』をやっておけば、早稲田・慶応のレベルの英文に対応できる?

『ポレポレ英文読解プロセス50』をやっておけば、早稲田大学の入試問題でも、慶応義塾大学の入試問題の英文でも確実に読めるようになります。
ですので、確実に『ポレポレ英文読解プロセス50』の英文を理解するプロセスをものにしてください。

もし、『ポレポレ英文読解プロセス50』を終えても、早稲田慶応の入試問題が解けないというときは、ポレポレのような短文が読めないのではなく、分量が多い英語長文の問題ができていない部分があると思うので、『ポレポレ英文読解プロセス50』のように一文一文構文分解し、理解したうえで読み直して見てください。

問題点は他にあることがわかると思います。

『ポレポレ英文読解プロセス50』のまとめ

『ポレポレ英文読解プロセス50』は、英文読解の参考書として鉄板の1冊です。しかし、内容は、英文・解説ともに大学入試の英語において最高峰のレベルなので、万人にオススメできる参考書ではありません。覚悟がある受験生は取り組んで見てください。

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