『ネクステージ(Next Stage)4th edition』の難関大学合格者の使い方、勉強法

多くの進学校で使用されている大学受験の参考書『ネクステージ|Next Stage 英文法・語法問題4th edition』

ネクステージ(Next Stage)は、数ある大学受験の英文法の参考書の中でも、使い方が最も難しい参考書の1つです。

正しい使い方をしないと、英文法の点数は伸びないばかりか、どんなに勉強をしても、英文法の知識を知識が有機的に結合しなくなり、無限の暗記地獄へと堕ちるでしょう。

本日は、『ネクステージ|Next Stage 英文法・語法問題4th edition』の特徴や使い方を紹介します。

ネクステージ(Next Stage)を購入して、1ページ目から解き始めようとする前に、しっかり読んでから、大学受験の勉強を進めてほしいと思います(❙‿❙)

きっと英文法が得意分野になっているでしょう。

「ネクステージ(Next Stage)」の特長

  • 見開き2ページで、左ページに問題、右ページに解答・解説。
  • 基本的に解説は最小限だが、豊富な問題数で英文法を網羅的に確認できる。
  • 解説が理解出来なくても、同じ出版社(桐原書店)から発売されている『総合英語フォレスト』を参照することで、独学でも勉強しやすくなる。
  • 英文法の学習の中で後回しにされがちな発音やアクセント問題なども収録されている。
  • 『ネクステージ(Next Stage)』を一冊マスターすると、センター試験の文法問題で満点が狙える。

本日は、『ネクステージ(Next Stage)』を使って効率的な勉強法を紹介します。

ぜひ、参考にしてください。

『ネクステージ(Next Stage)』の使い方

1.目次をコピーする

まずは、目次をコピーしてください。自分の立ち位置と残りの勉強量を常に意識しながら問題に取り組むようにしましょう。

『ネクステージ(Next Stage)』は、①1〜16章:文法問題、②17〜19章:語法問題、③20~30章:知識問題(単純暗記分野)の3パートに大別されます。

2.各章の「タイトル」を確認する。

各章で学ぶべき項目を「タイトル」で確認します。たとえば、第14章「疑問文と語順」という項目であれば、どのような場合に倒置が起こるのか、などを学びますが、根幹部分として「疑問文と語順」を意識しながら学んでいきます。

タイトルを知るだけで、覚えておかなけばいけない大きな項目が分かるので、常に目次を机に置いて『ネクステージ(Next Stage)』をマスターしていきましょう。

3.「正しい解き方」で英文法の問題を解く

英文法の問題は、解く順番が大切です。

手順1:英文解釈の要領で、SVOCM等を振る。

手順2:(   )がSVOCM等のどの要素になるか考える。

手順3:すべての選択肢についてリーズニングをする。

文法的に、どの選択肢が正しいか、すべての選択肢についてリーズニングをしてください。

選択問題①~④の中で正しいものを1つ選択するのであれば、

  • ①が間違っている理由
  • ②が正しい理由
  • ③が間違っている理由

などをノートに書いていきます。

どのような文重要文法事項については詳細に書かれていますが、紙幅の関係により最低限の解説しか書かれていない問題もあります。法事項が問題となるのか自分の頭で考え、問題を解きましょう。

「リーズニング」した内容を確認する際の注意事項

左ページで、先ほどあなたが書いたリーズニングの内容を確認をしてください。

ここで注意が必要なことは、「多くの英文法の問題集は、解説・解説が充実していない」ことです!

例にもれず、『ネクステージ(Next Stage)』の解説・解説が充実していません。

もし、あなたが解説を読んでも理解できなかった場合や、選択肢の解説がついていない場合は、必ず『総合英語フォレスト』等の「英文法の辞書」を参考にして、全ての選択肢について納得できるリーズニングができるまで、妥協せず調べましょう。

あなたが入試本番で、英文法問題が正解/合格できるか、不正解/不合格となるかの分かれ道になります。

手順4:和訳をして最適な選択肢を選ぶ。

手順3で複数の選択肢が、正解の候補となった場合、和訳をして最適な選択肢を選んでいきいます。

手順5:もう一度、同じ問題を解いてみる。

  • 英文法が苦手
  • 英文法の点数が安定しない

という生徒の多くは、(1)(2)(3)(4)という順番ではなく、(4)(3)(2)の順で選択肢を選んでいるようです。

しっかり、(1)→(2)→(3)→(4)という順番を守って、問題を丁寧にリーズニングをしてください。

『ネクステージ(Next Stage)』の正しい解き方

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今、習った「英文法の正しい解き方」を使って、実際に『ネクステージ(Next Stage)』を解いてみましょう。

左ページの問題2を解きます。

手順1:英文解釈の要領で、SVOCM等を振る。

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  1. この文章の1文目の動詞は、「watched」「practiced」。
  2. 最初の動詞watchの直前の名詞「I」が、主節の主語となる。
  3. theは冠詞、myは所有冠詞なので、「TV」「piano」「homework」は名詞であり、名詞にはすべて役割が付く。
  4. すでにSVが決まっているので、これらの名詞はO(目的語)またはC(補語)である。
    よって、考えられる文型は、
    第2文型:SVC
    第3文型:SVO
    の2つのみ。
  5. ここで、SVCの場合、S=Cというルールがあるので、
    この問題の場合、
    I=TV
    I=piano
    I=homework
    とならないので、SVCではない。
  6. つまり、消去法として、第3文型:SVOに決まる。
  7. 文構造的には、「, 」と接続詞andに注目すると、「watched」と「practiced」「,(   )」が並列の関係だと分かる。
    →andという接続詞の3つ以上のものを並べるときの、「A,B, and C」という形を暗記しよう。

手順2:(   )がSVOCM等のどの要素になるか考える。

この問題では、(   ) my homeworkなので、(   ) には他動詞が入ると判断できる。

手順3:すべての選択肢についてリーズニングをする。

文法的に、どの選択肢が正しいか、すべての選択肢についてリーズニングをしてください。

(   )内に入る他動詞を、選択肢を一つ一つ検討する。

  • ①did は、did my homework となり、他の動詞と同じく、過去形が使用されているので、「文法的に正解」。
  • ②have done を入れると現在完了になるので、時制が一致しないため、「文法的に不正解」。
  • ③would do は、willの過去形で、時制的には成立しており、「助動詞+動詞の原形」も適切。③would do は、「文法的に正解」。
  • ④do をいれると、主節と時制が一致しないため「文法的に不正解」。

手順4:和訳をして最適な選択肢を選ぶ。

手順3で残った「文法的に正しい選択肢」は、①did と③would do を1つに絞り込みむため、英文を日本語訳にして確認していきます。

日本語訳は、「私は、TVをみて、ピアノを練習して、宿題をやりました」という、3つの動詞の並列関係を表した訳になる。

  • ①did は、「私は、TVをみて、ピアノを練習して、宿題をやりました」となり、「日本語の意味的に正解」である。
  • ③would do は、質問文がDid you 〜なので、過去の動作・状態・事実を聞いているのに対し、wouldは、willは助動詞の意味が含まれてしまうので、「日本語の意味的に不正解」である。

正解は、①did となった。

右ページの解答で、あなたの選択肢を確認する。

解答は、「①did」。解答の根拠としては、「過去のある時点での動作・状態・事実は、過去時制で表す。」とあり、正解である。

手順5:もう一度、同じ問題を解いてみる。

確認すべき事項は、下記の2つを迷わずスムーズに出来るか?ということ。

  1. 手順1~4までを、ノーヒントで再現できること。
  2. 解答は、「①did」。解答の根拠としては、少なくとも『「過去のある時点での動作・状態・事実は、過去時制で表す。」

ということ。

ポイント

1度解いた時に、

  • 解答が間違っていた
  • リーズニングを間違っていた

問題へは、「正」マークをつけて、どの問題で何回間違えたのかをチェックしてください。

見開き2ページの全ての問題を、同様の手順で解く。

最後の1問が終了したら、もう一度、そのページの全ての問題を解き、全ての問題に対して、正解とリーズニングが出来たら完了です。

次のページに進みましょう。

『ネクステージ(Next Stage)』の目的

『ネクステージ(Next Stage)』に取り組む目的は2つあります。

  1. 『ネクステージ(Next Stage)』に取り組む目的は、英文法を項目別かつ網羅的にマスターする。
  2. 設問に記載されている全ての選択肢について、リーズニングをする習慣を身につける

『ネクステージ(Next Stage)』をマスターするとどうなる?

『ネクステージ(Next Stage)』をマスターした場合、センター試験やMARCH、早慶レベルの英文法の問題で正解できないものは殆どありません。

『ネクステージ(Next Stage)』に掲載されていない文法事項については、大学受験のレベルを逸脱していてるので、解けなくても難関大学に合格できます。運を天に任せて、適当に選択肢を選びましょう!

そのくらい『ネクステージ(Next Stage)』は、非常に完成度の高い英文法の参考書です。

裏を返せば、『ネクステージ(Next Stage)』に載っている文法問題について、1問でもミスをすることは致命的です。

難関大受験生であれば、文法問題を完璧にし、語法問題でどれだけミスを無くせるかの争いになります。

特に、①1〜16章:文法問題、②17〜19章:語法問題の部分については、問題文をすべて覚えてしまうくらいの気合いで臨みましょう。

非常に長くなってしまいましたが、難関大学に合格するためには絶対に必要な内容です。

繰り返し読み込んで、「英文法の正しい解き方」をマスターして下さい!

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