『センター試験過去問』難関大学合格者の使い方、大学受験の勉強法

大学入試センター試験過去問レビュー英語 2017 (河合塾シリーズ)
発売日:2016/4/29
(著)河合出版編集部
出版社:河合出版

『大学入試センター試験過去問レビュー英語 2017 (河合塾シリーズ)』の構成

出題傾向と学習対策(筆記問題)

センター試験も今年で27回目を迎え,過去最高の693大学が参加した。その間,国公立大学の一次試験として重要な役割を果たしてきた。

また,センター試験参加の私立大学もこの数年の間に急速に増加し,520校以上が参加し最高となった。

この傾向はこれからもますます大きくなるので,センター試験は大学検定試験とは異なるある種の大学入学資格試験になりつつあると思われる。

 

この27回行われてきた間に様々な変化があった。
最初の大きな変化は新課程入試初年度の,97年度であった。

そこでは,指導要領を反映した形で,「文法を中心とする問題」が減り「口語コミュニケーションを中心とする問題」が増加した。

この傾向はその後も持続している。

 

次の変化は,98年度以降に起きた「文整序」問題の追加などで,「読解重視」の傾向が若干強まったことであった。

次が06年度の「リスニングテスト」導入の大変化だった。
これにより,「口語コミュニケーション」に対する流れは強まったが,「リスニングテスト」として独立したせいでセンター試験は従来の形式・内容が持続されることになった。

そして次が07年度,08年度の2年間に渡る,第1問,第2問,第3問,第4問,第5問の大変化で,「強調の意図」「意味類推」などが加わったり,「ヴィジュアル問題」が絵の説明(A,B)と4コマ漫画(C)の説明に変化した。

 

さらに2010年度に,第1問と第5問に大きな変化があった。

2014年度は,第2問,第3問に変化があった。
第2問で,Aの文法・語法問題の3問が文中の2つの空所に入れるのに適切な語の組合わせを選ばせる問題になった。

Cの語句整序問題は,空所の数が昨年度の5つから6つに増える形式に戻った。

第3問ではBで,パラグラフから取り除いた方がよい文を選ぶ新傾向の問題が3問出題された。

3つのパラグラフから取り除いた方がよい文を選ぶ。
Cは,2013年度までBで出題されていたのと同形式の意見の要約を選ぶ問題。

第4問では,Aが1昨年の3問から1問増え,4問になった。
問4は「段落の続きの内容を問う問題」で新傾向。

第6問では,段落の主旨を選択するB問題の空所が5から4に減った。
この変化のために,配点で第2問から第4問で配点の変化が起きた。

この1昨年の新傾向はさらに続き,昨年は第2問Bの対話文が2問となり第3問Aとなった。
また,第2問Cが第2問Bとなり,第2問Cには新傾向の応答文完成が出題された。

さらに,第5問からは絵の問題が消失した。
第3問Aだった,意味類推問題は,第5問,第6問の設問に組み込まれて出題された。

2016年は第5問が,昨年まで続いていたメール・手紙・ブログなどの文が物語文に変化した。
また,第5問の語数は,50語ほど増加した。全体の語数は,約100語少なくなった。

『大学入試センター試験過去問レビュー英語 2017 (河合塾シリーズ)』の特徴

  • センター試験の過去問は、難問・奇問を排除した良質な問題揃い
  • センター試験は、多肢選択方式による客観的テスト方式で出題されるため実力を測りやすい
  • センター試験は、過去の良質な問題が形を変えて、出題されることもあり、センター試験の過去問を解くことは、全受験生にとって効果的

 

  • センター試験攻略のためには、センター試験の過去問から傾向や出題形式に慣れておくことが必要不可欠
  • 過去10年以上のセンター試験の過去問であっても問われる問題に差はなく、やるべき価値がある

『大学入試センター試験過去問レビュー英語 2017 (河合塾シリーズ)』の評判は?

『大学入試センター試験過去問レビュー英語 2017 (河合塾シリーズ)』の評判は、良い評判と悪い評判それぞれあります。

  • センター試験の過去問と言えば、黒本(大学入試センター試験過去問レビュー)である。
  • 河合塾シリーズの本は、国語の評価が高いが、英語も負けていないと思われる。

 

  • この黒本に関しては、とにかく演習量を確保することが重要で、説明がくどくなりすぎると、オーバーワークになりかねない。
    その点、黒本は、必要十分な掲載年度に加え、最低限の解説が付属されていますので、センター試験の過去問を行う際の第一候補をなるでしょう。

 

  • 本書は、センター試験の過去問を掲載したものです。
    よく比較される「赤本」との違いは、掲載回数と解説の違いです。
  • 掲載回数に関しては、「赤本」の方が勝りますが、解説の質に関しては「黒本」が勝ります。

 

  • センター試験の過去問のシリーズとしては、駿台の「青本」も出ていますが、センター試験の演習量として不十分ですので、この「黒本」をお勧めします。

『大学入試センター試験過去問レビュー英語 2017 (河合塾シリーズ)』難関大学合格者の使い方は?

1.まず解いてみましょう。

センター試験の英語の解答時間は、80分です。

ある程度英語の実力をある人は、制限時間80分を守りながら解答をしてください。センター試験は、難関大合格者でも試験時間ギリギリで解き終わることが少なくありません。
ですから、センター試験の過去問を解く際は、常に試験時間を意識して解答を行なってください。

 

まだ英語の実力に自信がない人は、ひとまず時間を気にせずに解いてみてください。
時間を気にしなければどれくらい得点できるのかを把握することは、自分の実力を知るうえで大切なことです。
試験時間が80分でも終わりそうになったら、試験時間が80分で解くようにしてください。

2.採点をしましょう。

センター試験は、すべての問題が多岐選択方式ですので、必ず正誤を確認できます。
絶対に正確な点数を出し、自分の得点を確認しましょう。

3.解答・解説をよく読みましょう。

間違っていた問題は当然のことながら、正解していた問題も正しく正解にたどり着いているか確認をしましょう。

解答・解説をよみながら、自分の考えと異なるものに関しては、自分の手元にある英単語の単語帳や文法書を参照し、自分がどのようなミスをしていたのか確認し、修正をしましょう。

4.記録をつけましょう

どの年度の問題をいつ解いて、得点はどれくらいだったのか記録をつけましょう。

『大学入試センター試験過去問レビュー英語 2017 (河合塾シリーズ)』でも得点の目安は?

早慶上智(180点以上)

早稲田大学
慶應義塾大学
上智大学

GMARCH・関関同立(160点以上)

学習院大学
明治大学
青山学院大学
立教大学
中央大学
法政大学
関西大学
関西学院大学
同志社大学
立命館大学

産近甲龍・日東駒専(150点以上)

京都産業大学
近畿大学
甲南大学
龍谷大学
日本大学
東洋大学
駒澤大学
専修大学

『大学入試センター試験過去問レビュー英語 2017 (河合塾シリーズ)』の次は?

『大学入試センター試験過去問レビュー英語 2017 (河合塾シリーズ)』を完璧にマスターしたら、次の参考書は『マーク式総合問題集英語 2017 (河合塾シリーズ)』 『大学入試センター試験実戦問題集英語(筆記) 2017 』です。

センター試験の過去問は、良質な問題揃いなので、過去問を解くことが最も重要になりますが、より確実な得点をする力を手に入れたい人は、河合塾の『マーク式総合問題集英語 2017 (河合塾シリーズ)』もしくは駿台の『大学入試センター試験実戦問題集英語(筆記) 2017 』に取り組んでください。

盤石な力を手に入れられます。

毎年「センター試験の本試で的中しました!」というような掲示が、各予備校から行われます。

実践問題集センター試験予想問題集は、それだけ各予備校が力をいれ作成しているものなので、余裕のある受験生が是非取り組んでください!

『大学入試センター試験過去問レビュー英語 2017 (河合塾シリーズ)』のまとめ

センター試験は、過去問演習が大切です。

センター試験で得点を確実にできるかどうかは、基礎的な学力に加えて、しっかりと出題傾向と出題形式を踏まえた演習を行えるかです。

また、センター試験は、受験生の学力を正確に測定しなければいけないものなので、悪問・奇問が少なく、対策がしやすい試験なので、是非過去問を有効活用してください!

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