『やっておきたい英語長文1000』難関大学合格者の使い方、大学受験の勉強法

ケイコ
『やっておきたい英語長文1000』ってどうゆうところ志望の人がやるのがいいんですか?
高柳司
いわゆる「超長文」の出題がある大学・学部だけで良いと思います。

例えば、慶應義塾大学の多くの学部は、これくらいの分量の英文が出題がされますが、早稲田大学では、出題がある学部、ない学部があります。

ケイコ
そうしたら、志望する学部の過去問を見て、出題がなければやらなくていいってことですか?
高柳司
そうですね。

基本的にはここまでの分量が出題されていないのであれば、やらなくていいと思います。

『やっておきたい英語長文1000』をやらなくていいと考える理由について、説明しますね。

『やっておきたい英語長文1000』の基本情報

  • 発売日:2007/08
  • (著)杉山 俊一 塚越 友幸 山下 博子 早崎 スザンヌ
  • 出版社:河合出版

『やっておきたい英語長文1000』の構成

  • 『やっておきたい英語長文1000』は、解答・解説編と別冊の問題編からなっている。
  • 河合出版の『やっておきたい英語長文』シリーズのなかで、『やっておきたい英語長文300』『やっておきたい英語長文500』『やっておきたい英語長文700』に続き、4冊目に位置する参考書である。
  • 『やっておきたい英語長文300』『やっておきたい英語長文500』『やっておきたい英語長文700』を刊行以来、多くの受験生から超長文を読みたいという要望に答え、実際、難関大の入試問題を中心に、900語を超える、超長文問題だけを集めた参考書です。
  • レベルとしては、やや難レベルから難レベルで設定されている。
    問題は全部で15題。
  • 『やっておきたい英語長文700』は、難関大学を含む全ての大学の入試問題に対応できるレベルの参考書であり、それ以上の分量である『やっておきたい英語長文1000』は、難関大志望の受験生の中でも超長文の出題される学部志望向けの参考書である。
  • それぞれの問題の解答・解説編の中に、Outlineとして論理展開上重要な情報を確認できる読み方をできているかのヒントが掲載されています。
  • 近年最もよく出題されるテーマが網羅的されるように英文が選ばれ、志望校別の対策に入る前に、様々な超長文に対応できる柔軟な読解力の確立を目指しています。

『やっておきたい英語長文1000』の内容

具体的な内容としては、

  1. 動物の感情(同志社大)
  2. グローバル化の恩恵(金沢大)
  3. 医学の起源(慶應義塾大)
  4. 創発(東京外国語大学)
  5. 移民抑制の是非(青山学院大)
  6. 商品としての時間(慶應義塾大)
  7. 人格形成に影響を及ぼす因子(東京医科歯科大)
  8. 演繹と帰納(早稲田大)
  9. 過食と拒食(東京大)
  10. 規範文法(一橋大)

『やっておきたい英語長文1000』は、問題編が別冊になっているので、問題に取り組みやすくなっています。

さらに、解答・解説編は、それぞれの問題に対して、解答の根拠がしっかりと書かれているので、独学でもきちんと英文に解答する力が身につきます。

そして、英文が段落ごとに掲載され、重要な単語、構文、文法について解説が付された状態で読み直すことができるので、問題を解く力だけでなく、様々な用途に使用することができる参考書です。

『やっておきたい英語長文1000』の特徴

  • 近年の入試で必要な読解問題を解けるようになる力を身につけられる。
  • 読解問題を解くために必要な一文一文の構造を正確に捉え、内容を把握する力を身につけられる。
  • 英文は、複数の文が集まって構成されている以上、文と文とつながりを理解する必要があり、長文を読みながら、問題演習をすることで、文脈を読み取る力を身につける。
  • 大学入試に出題される英文のテーマは、年々変化しており、『やっておきたい英語長文1000』では、今日的な話題をカバーし、頻出なテーマに備えられる。
  • なによりも良い英文を読み、良い問題を解くことで英文を理解する力が鍛えられる。
  • 近年出題された問題の中から、英文の長さと難易度を基準に繰り返し読むに値する英文を厳選。
  • 英文が長くなるからとって、英語自体が難しくなるわけではありませんが、論旨の展開を正しく追いながら読む力や、早く内容を理解する力が必要。
  • 早く読むと言っても、特別な速読法を身につけられなければならないということではない。
  • 論理の展開上重要な情報や問いに関わる情報を確実に読み取る、逆に言えば、重要でない部分はすばやく読むという強弱をつけた読み方を身につける。
  • 最も出題頻度の高い900語から1600語で、やや難レベルから難レベルの英文15題を出題。
  • 設問は、ある文章に対して問うべきことー内容の理解と英語の理解ーという観点から、全面的に改変。
    超長文問題に対応できる柔軟な読解力の確立が目標。

『やっておきたい英語長文1000』の評判は?

  • 英文の難度は『やっておきたい英語長文700』と同じくらいで、文章だけが長くなっているの印象です。
  • 書かれている内容ですが、それなりに高度なことが書かれているので現代文としての読解力も要求されます。そのため、文全体を全力で読むのではなく要旨につながる重要な部分は全力で、それ以外はながして、といった読み方を身につけるのに向いています。
  • 1000語以上のレベルの長文問題を解ける、貴重な問題集です。
    このシリーズ自体が『やっておきたい英語長文7000』まででかなりまとまりの良いものでしたが,この『やっておきたい英語長文1000』は真骨頂です。
  • 頻出テーマ,頻出文法項目,問題傾向なども,設問を見直すことにより,1冊の中にバランスよく配置し,全体として統一性を持たせることに成功している,素晴らしい本です。
  • 難関大受験者は嫌でも分かっていることだと思いますが,このレベルになると,語数・速読力だけの問題だけでなく,テーマへの精通度が読解の難易に大きく関わってきます。
    その意味でも,この『やっておきたい英語長文1000』をやっておくことは貴重なことと思います。
    どれも触れること自体に意味のある,非常に価値の高い英文です。
  • 長文は設問からあたりをつけて読んで行く人が多いですが、このレベルになるとそれはあまり通用しません。
    下線部から結構離れたところまで読んでないと答えられない問題も多い。特に要約問題。
  • 英語最難関の千葉大後期、東京外大、慶応文学部、東京医科歯科大あたりの超長文の出題される大学の演習にもってこいでした。
  • 参考書の中では珍しい超長文用問題集。説明や解説等はこれ以外のやっておきたい英語長文シリーズと同様、簡潔で必要事項もしっかりと含まれています。さらに10題すべてに要約がついている点も評価できます。
  • 1000語レベルの長文はこの参考書でしか手に入りません。
    やりがいもあり、間違いなく読解力がつきます。
  • このレベルの長文が必要なのは東大、京大、一橋、早稲田、慶応ぐらいだと思います。
    チャレンジ気分でこれをやるくらいなら、『やっておきたい英語長文700』を徹底的に仕上げる方がベターでしょう。

『やっておきたい英語長文1000』をマスターすると?

  • 『やっておきたい英語長文1000』をマスターすると、難関大を含むすべての大学の入試問題での英語長文を解く実践的な力が身に付きます。
  • 『やっておきたい英語長文700』では、実際の入試問題を厳選し、良質な英文・良質な問題で演習をすることができます。
    そのため、本番さながらの問題演習は、受験においての得点に直結します。
  • 近年の入試英語において頻出なテーマを英文で読めるように配慮されているので、入試本番で文章として理解しにくいようなテーマの文章が出題されても、得点できるようになります。
高柳司
この『やっておきたい英語長文1000』をマスターできるというのは、かなりレベルの高い演習ができています。

自信を持って、試験に臨んで大丈夫です!

もし、これ以上の演習を行いたいというのでれば、『富田の英文読解100の原則 』という問題集をオススメします!気力のいる参考書ですが、力になること間違いナシです!

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『やっておきたい英語長文1000』難関大学合格者の使い方は?

  1. 標準解答時間を目標で、問題を解く。
    すべての問題には、語数と標準解答時間が示してあります。
  2. 解答・解説を読んで、丸付けをする。
    解説には、解答と設問解説、構文・語句解説があります。
    設問解説中の第1・2段落第5文といった表記は、構文・語句解説の番号に対応しています。
  3. 理解できなかった箇所の確認。
    構文・語句解説では、訳例と設問解説で触れなかった、構文および語句の解説があります。設問以外の箇所で理解出来なかった部分を確認してください。
  4. 音読する。
    構文・語句解説では、問題文から下線を省き空所を埋めた形で英文を再録してあります。
    英文を繰り返し読むことで、速読の練習にもなりますし、語彙の定着にもつながります。
  5. 要約をしてみる。
    このときは、英文の構造よりも、内容・論旨を追うことを心がけてください。確認のための要約を活用してください。

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2017.02.17

『やっておきたい英語長文1000』で合格できる大学は?

早慶上智

早稲田大学
慶應義塾大学
上智大学

GMARCH

学習院大学
明治大学
青山学院大学
立教大学
中央大学
法政大学

日東駒専

日本大学
東洋大学
駒澤大学
専修大学

関関同立

関西大学
関西学院大学
同志社大学
立命館大学

産近甲龍

京都産業大学
近畿大学
甲南大学
龍谷大学

『やっておきたい英語長文1000』に関するQ&A

ケイコ
『やっておきたい英語長文1000』は早稲田大学の入試に対応できる?
高柳司
『やっておきたい英語長文1000』は、早稲田大学の入試問題でも十分対応できます。早稲田大学の入試問題の特徴は、問題の量に対して、質が高く、しっかりとした精読を求めらる点があります。

超長文の出題される一部の学部の対策としては、有効だと思いますが、『やっておきたい英語長文700』のレベルでも問題ないでしょう。

大切なのは、長い英文をどのように強弱をつけて読めるかですので、時間に余裕のある受験生は力試しに挑戦してみてください!

ケイコ
『やっておきたい英語長文1000』は慶応義塾大学の入試対策になる?
高柳司
『やっておきたい英語長文1000』は、慶應義塾大学入試対策の問題集として是非やっておいてほしい参考書です。

慶應義塾大学の入試では、超長文と言われる英文が複数出題される学部があります。限られた試験時間の中で、多くの情報をいかに早く、正確に処理できるかが問われますので、『やっておきたい英語長文1000』の問題を通して、練習をしておくと良いでしょう!

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『やっておきたい英語長文1000』のまとめ

『やっておきたい英語長文1000』は、『やっておきたい英語長文』シリーズの最後にして、最高難度の参考書です。

英文をただ読むのではなく、英文をどのように把握するべきなのかを身につけるのにうってつけの参考書です!

しかし、1000語レベルの超長文を正確に、素早く処理する必要がある大学は、多くはありません。そのために、志望校の過去問研究を行ったあとに、本当に『やっておきたい英語長文1000』ほどの演習が必要なのかを考えてからでも遅くはありません。

「それでも、自分の力を試したい!!」という受験生は是非取り組んでみてください!

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