『ディスコースマーカー英文読解』難関大学合格者の使い方、大学受験の勉強法

ディスコースマーカー英文読解
発売日:2003/3/7
(著)成田あゆみ , (著) 日比野克哉
出版社: Z会

『ディスコースマーカー英文読解』の構成

「短い文なら分かるのに、長文だと意味がわからない」 長文問題の大意をすばやく理解し、正解を出すには、単語と文法の知識に加え、英文の論理展開の知識が不可欠です。
本書は、論理展開の型=「論型」と、それを見抜くカギとなる表現=「ディスコースマーカー」を学び、大学入試の主流である(超)長文問題に対応できる読解力を養成します。
本書の目標は、英語の論理展開の理解であり、英文を翻訳することではない。 日本語表現として通りのよさのみを求めた全訳では、展開の理解の役には立たないと考える。
むしろ、各文の言わんとすることの把握、そして各文の関係の把握に努めること。

『ディスコースマーカー英文読解』の特徴

ディスコースマーカーを意識した長文の勉強をすることで、英語の文章の論理構成を見ることが可能
「論型」をつかむ手がかりであるディスコースマーカーを習得
「論型」を見抜く→大意がわかる→要約のステップで英文の構成を学習
近年の入試問題から厳選した英文課題
いつでもチェックできる「ディスコースマーカー・ハンドブック」が付属

『ディスコースマーカー英文読解』の評判は?

『ディスコースマーカー英文読解』の評判は、良い評判と悪い評判それぞれあります。

この『ディスコースマーカー英文読解』は万人にオススメできる参考書ではありません。
これは、英語をある程度読むことのできる層向けの参考書です。
偏差値60以上のレベルの生徒がより得点をするために使用することがベストだと思います。
今までなんとなく読み進めていた英文が、グッと読みやすくなります。

国公立大学を受けようとする受験生には、ぜひ一度手にとってもらいたい参考書です。
センター試験後に取り組んでも十分得られるものがあるでしょう。
最大の利点は、掲載されている英文のレベルが、高難度なので、問題演習としても有効的なことです。
出版されている多くの参考書でここまでのレベルの英文を構造的に解説しているものは少なく、英文に対して正面から向き合っている参考書になります。
「ハンドブック」の出来が特にいいので、机に置いて置きながら、英文を読み進められるといいと思います!

本書の主な目的は、英文の構造がどのようになっているかを解説するものです。
英文の論理構造がどのようになっており、そのように展開されていくのか、今まで感覚的に読んでいたものが、これほどまでに明確に図示をされていると感動を覚えます。
個人的に残念なのは、ディスコースマーカーが別冊になっているので、持ち運びしやすい反面、本書と行き来しなければいけないの面倒です。
要約問題の学習ができます。 英文がかなり難しめで、辛いところですが、しっかりやればかなりの力がつくはずです。

『ディスコースマーカー英文読解』をマスターすると?

『ディスコースマーカー英文読解』をマスターすると、文章の「論型」を見抜く力が身に付きます。
「ディスコースマーカー」を知ることができれば、日本語の「起承転結」のような論理展開をあらかじめ理解したうえで文章を読み進めることが可能です。
そうなると、長文問題を読んでいく際に、今なにが書かれているのか混乱することなく、英文の理解を的確に行うことができようになります。

『ディスコースマーカー英文読解』難関大学合格者の使い方は?

1,問題文に取り組む前に、冒頭の説明部分を通読する
問題文にはそれぞれ、説明部分に関連したテーマがある。
テーマを意識して取り組もう。
2,わからない単語は、自由に辞書で調べてよい。
必要に応じて、「語句・構文解説」を参照しよう。
3,解答は必ずノートに書くこと。
きちんと解答を文字にすることは、ただ単に頭の中で解答を考えるよりも、はるかに正確な理解を必要とする。
面倒がらずに解答を書くことが肝心である。
4,解答を書き上げたら、「解答・解説」を精読する 「解答・解説」は、単なる答え合わせではなく、解答に至るまでの思考のプロセスを紹介することに力点を置いている。
理解に努めながら読んで欲しい。
5,解説とともに掲載されている図は、各文の関係を示している。 練習問題であるPart1の解説を読みながら、各記号の使用法に慣れて欲しい。
6,「ハンドブック」には、常に参照できるよう、Part1の各課題冒頭にある解説を収録してある。
必要に応じて、参照・確認すること。
7,全訳は、わからない単語・構文を理解する補助として使用して欲しい。

『ディスコースマーカー英文読解』で合格できる大学は?

早慶上智

早稲田大学
慶應義塾大学
上智大学

GMARCH

学習院大学
明治大学
青山学院大学
立教大学
中央大学
法政大学

日東駒専

日本大学
東洋大学
駒澤大学
専修大学

関関同立

関西大学
関西学院大学
同志社大学
立命館大学

産近甲龍

京都産業大学
近畿大学
甲南大学
龍谷大学

『ディスコースマーカー英文読解』の次は?

『ディスコースマーカー英文読解』は完璧にマスターしたら、次の参考書は、必要ありません。
『ディスコースマーカー英文読解』は、かなりレベルの高い受験生が取り組むべき参考書であると思います。
この参考書の多くが、英文の要約問題であり、ほとんどの受験生には、関係のないものであると思います。
もし、英文を読むためにこの参考書を使用するのであれば、そもそもこの参考書は、読むためのものではないので、使い方には注意してください。

『ディスコースマーカー英文読解』の使用時期は?

『ディスコースマーカー英文読解』の使用時期は、11月、もしくは、センター試験後でいいと思います。
11月に使用をする受験生は、かなり余裕のある場合。
センター試験後は、国公立の2次試験の対策として。

しかし、問題形式が要約問題であるので、普通の受験生には、必要ないと言っていいでしょう。

『ディスコースマーカー英文読解』は早稲田対策として必要?

時間に余裕がある場合のみでいいと思います。

早稲田大学でこれほどの文章の要約が出る試験はありません。
類似する問題としては、文学部・文化構想学部で出題がありますが、出題意図が異なるように感じます。
本参考書は、英文を正しく理解することが目的です。

一方で、早稲田大学の出題は、簡単な英文を簡単な英語で表現することを目的としているように見えます。 そのため、『ディスコースマーカー英文読解』は早稲田対策として必要ないと思います。

『ディスコースマーカー英文読解』のまとめ

『ディスコースマーカー英文読解』は、隠れた名著だと思います。
しかし、内容は高度であり、使用する人のレベル、志望校等などを考慮して、使用するべき参考書でしょう。

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