協賛企業さま
こんにちは。高柳司です。
「英単語と英文法の勉強はしたけど、英文が読めない……」
なんて悩んでる人いませんか??
そんな風に悩む必要はありません。
英語は、英単語と英文法を勉強しただけでは、読めるようになりません。どれだけ英単語を知っていても、英文法に詳しくても、英文を完璧に読むことはできません。
どれだけ英単語や英熟語、英文法をマスターしても、英文解釈の勉強をしなければ、英文を正しく読むことはできません。
英文解釈の勉強は、それくらい大切です。
「英文解釈の勉強って本当に必要なの?」
そうゆう人は、ある程度英文が読めている人だと思います。
でも、これから勉強を続けていくと、絶対に「なぜか100点が取れない」ってなります。
「なぜか100点が取れない」というのは、「英文が読めていない」からです。
それにも関わらず、ひたすら英単語の復習や、英文法の復習をやっても意味がありません。
そんな状況で、英語長文の問題集や過去問演習を行っても、問題の根本的な解決にはなりません。
「100点が取れない」=「英文を読めていない」ということを認めましょう。
「英文を読める」というのは、どうゆうことなのか紹介します。
協賛企業さま
目次
英文解釈の参考書の基礎知識
英文を読めるようになるためには?
日本語しか出来ないひとが英文を読めるようになるためには、少なくとも「語彙」がなければいけません。
まずは、「A~Z」のアルファベットを覚えたでしょう?
そこから数字を覚えてたり、時間の表し方を覚えたりしたと思います。
わかりやすいのは、「英単語」です。
中学校で、英単語を覚えたかどうかの「英単語」のテストをしましたよね。
そうなんです。
英語長文を読むためには、「英単語」が必要なんです。
英単語・英熟語だけでは、100点は取れない。
じゃあ、「英単語」だけ勉強すればいいのか?
答えは、「YES」 であり、「NO」です。
英単語・英熟語を、徹底的に覚えれば、合格点をとることができる大学は少なからず存在します。
偏差値50前後の大学であれば、単語帳を一冊暗唱できるくらい暗記できたら、英語は大丈夫でしょう。
しかし、早稲田大学を筆頭に難関大学と称される大学の入試問題は、英単語・英熟語の知識だけで、合格点を取ろうと思っても、無理です。
そこで、勉強しないといけないのが「英文解釈」の勉強です
「精読」の必要性
「英文解釈」の勉強とは、「英文を正確に読むこと」です。
「精読」と言われることがあります。
「英文を正確に読むこと」「精読」ができれば、「英文解釈」ができます。
そうすれば、難関大の入試問題でも自信を持って正解することができます。
似たようなものに「速読」というのがあります。
Z会の「速読英単語」シリーズが有名ですよね。英文を「速読」することにより、問題が早く解けるだけでなく、未知の英単語に対して推測する力を養うことができます。



話を戻します。
「精読」は、 徹底的に文章を正確に読むことを目的とします。
この「精読」で身につけられる力が、難関大の入試問題を読み解くうえで確実に必要になってきます。
それは、英語と日本語は、同じ言語ではありません。そのために、英語に対して、絶対的な対訳となる日本語は存在しないということです。
そのために、難関大の入試問題等を参照すると、解釈の幅がある出題が増えていきます。
国立大の入試問題に見られる英文和訳問題が最たる例です。
英文和訳問題は、模範解答はありますが、絶対的な解答は存在しません。
しかし、満点解答は、存在します。
つまり、「減点されない解答」、正確には「減点できない解答」があるということです。
そういって解答を作成するための知識を手に入れるために、「英文解釈の問題集・参考書」に取り組みましょう。
ケイコ
高柳司
ケイコ
高柳司
オススメの英文解釈の問題集
「英文解釈」の勉強をこれから始めようと考えたとします。
「英単語」に自信がないけど大丈夫?という人でも、まず取り組んでみてください。
以下の「英文解釈」の参考書は、単語についてしっかり補足されていますので、なんとかなります!
「英文解釈の技術」シリーズ
- 見開き2ページで1単元の問題が出される。問題文は1単元5~8行程度。
- 基本的に解答解説は詳しいが、所々、解説が物足りない箇所がある。
- 先生や予備校、塾の先生に質問できる環境がある受験生は、より効率的に英文解釈の技術を学べる。
- 質問できる環境がない受験生は、フォレスト(forest)やロイヤル英文法を使って調べながら、解答解説を読み進める。
- 『基礎英文解釈の技術100』を一冊習得すると、1文1文を読む力が着く。
- 『基礎英文解釈の技術70』の後は、纏まった英語長文を読むための練習を始めるのがセオリー。
- 「英文解釈の技術」シリーズの3つの参考書は、どれも「見開き2ページで1項目」という構造となっています。
オススメの参考書として一冊目( シリーズなので、正確には3冊)に挙げるのは、「英文解釈の技術」シリーズです。
「入門英文解釈の技術70」「基礎英文解釈の技術100」「英文解釈の技術100」とレベル別になっています。
英単語にも自信ない、文法なんて勉強したことねぇ!なんて人には、「入門英文解釈の技術70」がオススメです。
「英文を読むということ」を知ることができます。
ある程度勉強したよ!という人は、「基礎英文解釈の技術100」「英文解釈の技術100」から始めていいです。

ポレポレ英文読解プロセス50
- すべての英文に通じる基本プロセスを順序良く身につけられる
- 50の例題に厳選し、効率良く英文の構造を学習できる
- すべての例題の解説において、文構造の理解を詳細に解説
- 演習、読解プロセスと順序よく取り組みやすい
- 読解において絶対に必要な基本プロセスを習得できる
2冊目に紹介する「ポレポレ英文読解プロセス50」は、使い方注意の参考書です。
理由は、ある程度勉強していないと意味がわからないからです。
「入門英文解釈の技術70」は、まだ全然勉強していない人でもなんとかできると思います。
しかし、「ポレポレ英文読解プロセス50」は、これくらいなら説明しなくてもいいよね?と省略されている部分を感じます。
そのため、英単語・英文法をある程度勉強した人が取り組むべき参考書です。

富田の英文読解100の原則
- 英語は「なんとなく」「勘で」わかるものなどではなく、誰にでも完全に、正しく理解できるものである。
- いくらやっても報われるかどうか分からない「暗記主義」から諸君を解放し、諸君のかけた労力に見合うだけの成果を期待できる方法を伝授。
- 英文の行間は白紙であり、目に見える語句の配列に対して、常に「なぜ」を考える。
- 英文の読み方が一つであり、文ぞれぞれの意味を正確に読解し、それを詰めあげて全体を理解する以外に正しい読解のほうほうなどありようがない。
- 「2時間かかるものは2時間かけなさい」という信念のもとで、ゆっくりと時間をかけて正確な読解法をみにつけていけば、自然と読む速度も上がり、いつのまにか高速で読解できるようになる。
- 言葉と正面から向き合おう。
この参考書は、全然勉強していない人にはオススメできません。
しかし、ある程度勉強したけど、なぜか得点が安定しないみたいな人には超おすすめです。
英文解釈を正確にしていく過程を、明確に示してくれています。
最後の15点が取れなくて、困っている人はぜひ。

英文読解の透視図
- どんな英文でもきちんと読めるようになる。
- 「省略」もあれば「挿入」「強調」もある大学受験の英文を読めるようになるのが目標。
- 英文をよむために、文の構造をしっかり押さえるられるようになる。
- 当たり前の方法こそ、遠回りに見えるが、合格への近道。
- その道を示すのが本書である。
この参考書も「富田の英文読解100の原則」と同様です。
全然勉強していない人がやっても意味ないです。
全然勉強していない人は、大人しく「英文解釈の技術」シリーズをやりましょう。

英文解釈教室 改訂版
- 英文の構造について詳細に解説。
- 英文の構造を論理的に解説し、「英語→日本語」のプロセスをわかりやすく説明。
- 圧倒的な英文の量で、英文解釈の技術を手に入れられる
この参考書の前に、「英文解釈の技術100」をオススメします。

番外編:ディスコースマーカー英文読解
- ディスコースマーカーを意識した長文の勉強をすることで、英語の文章の論理構成を見ることが可能
- 「論型」をつかむ手がかりであるディスコースマーカーを習得
- 「論型」を見抜く→大意がわかる→要約のステップで英文の構成を学習
- 近年の入試問題から厳選した英文課題
- いつでもチェックできる「ディスコースマーカー・ハンドブック」が付属
最後の参考書は、ディスコースマーカー英文読解です。
この参考書は、英文を精読することよりも、筆者の意図を正確に把握することを主眼においていると思います。
そのため、英文を「精読」するというよりは、その先にある「英文解釈」のような印象です。
「そうゆう視点があるのか!」と目からウロコな部分があります。

英文解釈の問題集に関するQ&A
ケイコ
高柳司
ケイコ
高柳司
ケイコ
高柳司

英文解釈の参考書・問題集のオススメのまとめ
英文解釈は、量をこなすよりも質を大切にするべきです。
長文は量。
解釈は質。
難関大に合格した人であれば、意味がわかるはずです。
英文解釈の参考書は、1冊か2冊あれば、十分です。
量が必要な英語長文の参考書は、以下の記事でレベル別に紹介しています。参考にしてください。

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